100年の時間を経て~長門三隅駅

 「同年(大正十三年)十一月三日の開通式には、前夜から臨時に電灯を設置して消防組が夜警に当たり、当日は笛、太鼓、三味線によるしや、きりや、仮装行列を行うと共に、万国旗を飾った駅前広場で、角力大会や余興大会を行った。また大正十四年に駅長を迎えるに当たって、駅長歓迎会も催した。」(「豊原のあゆみ(歴史と伝承)」より) 尚、下線部は自分には意味不明

令和6年11月3日(日)文化の日、長門三隅駅は開業100年を迎え、記念祭が催された。開業当時の11月3日は「明治節」という祝日で、如何にも、な日付に開業している。現状の美祢線を鑑み、さらに文頭の文章から当時(大正末期)の三隅村の気配を考慮すると感無量で、それこそ走馬灯のように昭和の長門三隅駅の思い出が蘇った。


会場準備完了!

記念看板の除幕式

記念看板

チラシ

キッチンカー

パフォーマンス

ロボット綿菓子

もちまき

もちまき

もちまきで閉められたすばらしい祭事(催事)となった。

[余談] 駅前で長年に亘ってタバコ屋さん(簡易な食堂もされていた)をされていた方(奥様)が息子さん?に車いすで連れて来られていて準備の段階からずっと眺められていた。お店をたたまれる前までは委託の切符販売もされていた方で、この光景を見て感極まってしまった。これだけでも今回の記念祭は意義があった。


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