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6月, 2019の投稿を表示しています

秋芳ショッピングセンター

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秋芳ショッピングセンター「ナッティー」が無くなった。 営業はすでにされていなかったが建物が無くなると余計に寂しくなる。 2019年06月25日撮影-1  無くなって気が付いたが、如意岳と桂木山が見渡せるようになった。 と言うことはどちらの山頂からも ナッティー は見えていた、と言うことだ。 2019年06月25日撮影-2 下の写真はショッピングセンターの建屋があった頃のもの。 2018年03月25日撮影 駐車しやすい場所だったのでいつも自販機のジュースを買うために立ち寄っていた場所なのだがナッティー?の写真を見ると改めて寂しくなる。 跡地には新たに何ができるのだろうか?

広田から観る岳ノ山

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二条窪川に沿って西側に聳える 岳ノ山 (343.9m)は二条窪集落を守るかのように稜線が連なっている。 その岳ノ山は「 雨乞山 」とも呼ばれていた。 寛文三年(1663年)の大干ばつの時に岳ノ山(当時の高山)山上の瀧神松という場所で十七日間の雨乞祈念をしたところ大雨が降ったと、いう記録があるようで、それ以後に「 雨乞の嶽 」と呼ぶようになったらしい。略して「嶽( だけ )」と呼ぶ方が今でもいらっしゃる。 (資料は「豊原のあゆみ」より引用) 「岳の観音」はここに由来しているのかもしれない。 2019年06月13日撮影-1 2019年06月13日撮影-2 その岳ノ山を広田の田園地帯から眺める。 頂上が伐採されていたら三隅の全域が見渡せる、といつも思いながら眺めている。 以前に、中電の鉄塔・送電線の保全ルート?を利用して二条窪から登ったことがあるが、後で聞くと平野地区からの登山ルートがあるとのことを知った。行ってはみたが入り口に鉄柵があったのでその時は断念して引き返した。 上の写真の右側に広がる稜線?を下りきった辺りが平野地区になる。 岳ノ山付近の地形図 地形図を見ると浅田からのルートもありそうだ。いつか歩いてみようと思う。

日本橋のこと

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私の中で「日本橋」と言えば東海道の起点であり、切手の「国際文通週間」の「日本橋・朝之景」の風景がイメージの原点だ。 永谷園のお茶漬けの素-同封のおまけカード 橋上の一行は江戸から出発する参勤交代?の様子らしい。はっきりとしたことはわからないが日本橋の木戸門が開いて夜明けと同時に江戸を出発する様子であることは間違いなさそうだ。 袂には魚河岸で仕入れた魚を売りに行く行商人の姿が描かれている。桶の上にはまな板か? ♪ お江戸日本橋 七ツ立ち 初のぼり ♪ 行列そろえて あれわいさのさ ♪ コチャ高輪 夜明けて 提灯消す ♪ コチャエー コチャエー 東海道のスタートにふさわしい図柄となっている。画力や構図の素晴らしさは天才的だと思う。上の図は色あせているが、ちゃんとした画をみると色遣いの素晴らしさもわかる。 2010年05月03日撮影-1 2010年05月03日撮影-2 2010年05月03日撮影-3 2010年05月03日撮影-4 2010年に訪れたときの写真を残しておく。 橋の上の高速道路(首都高速)は本当に撤去されるのだろうか? 高層ビル街をかけ抜ける首都高速道路は風景としても素晴らしく美しいと私は思うが、色々な思いや意見があるのであろう。 今となっては首都高のない風景のほうが違和感を感じる。

東京タワーのこと

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自分にとっての「 東京タワー 」は首都東京の象徴であり高度経済成長の時代のシンボルであるのだが、昭和51年に初めて見たのは新幹線の車窓からだった。 その3年後だったかに芝公園に行き(何のために行ったのか覚えていない)、間近に見た東京タワーは巨大で美しい姿であった。 この巨大な建造物は傍で見ないと絶対にすごさがわからない。 2009年02月購入  今から10年前に50年が経過し、今は60年が経過した。 2009年02月22日撮影-1 2009年02月22日撮影-2  私は東京タワーが大好きなのだ。 2018年01月14日撮影-1 2018年01月14日撮影-2 東京 スカイツリー が出来てちょうど7年が経過した。スカイツリーと東京タワーを比較することもないのだが、東京タワーの傍に行くとゾクゾクして興奮する。 東京タワーには子供の頃からのいろいろの思い入れがあるせいか、ものすごい迫力と恰好の良さを感じてしまう。 鉄腕アトムや鉄人28号の時代から在ったわけだ。

幸島を見る

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小学生の頃、学校から帰っては毎日のように魚釣りをしていた場所から幸島を撮影した。 幸島(こうじま)は野波瀬漁港の真正面に位置する小さな島だ。 2019年06月24日撮影-1 2019年06月24日撮影-2 2019年06月24日撮影-3 2019年06月24日撮影-4 この道を竹竿を持って釣りに行った。アジゴ(アジの子)、クロヤ(メジナの子)が今の時期は釣れていた。 「竹竿」と言うと恰好が良いように聞こえるが、竹を割って細くして先っちょに釣り糸を結んだだけの竿だ。あとはメリケン粉と醤油と酢が少々あればダンゴ餌の完成だ。「メリケン粉」って若い世代に分かるかな? 「メリケン」→「アメリケン」→「アメリカン」、つまりアメリカの粉(小麦粉)だ。 地理院地形図より 上の地形図の白い矢印が写真の撮影方向だ。 地形図で見るとちょっとイメージが違ってくるが、幸島はこの方向から見ると「ひょっこりひょうたん島」なのだ。

アジサイの頃

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若かりし頃はほとんど興味を示さなかった植物だが、歳と共に少しづつ覚えるようになった。 (樹木は昔から興味はあるが名前が判断できない。) 先月より玄関先のアジサイがその花をつけてきて季節感満載となってきた。 2019年05月17日撮影 2019年06月02日撮影 2019年06月10日撮影 2019年06月19日撮影-1 2019年06月19日撮影-2 彩も増して悪くない。 先日、初めて来るお客さんに「 赤いアジサイが咲いているところ を入ってきてください」と言ってしまった。 思わず玄関先まで出て、ほかの場所に赤いアジサイが咲いていないか確認をする始末だった。 テレビアニメの「サザエさん」を思い出した。似たような話があったような・・・?。

キジの求愛?

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先月から遠くでキジの鳴き声をよく聞くが、なかなか近くで遭遇しなかった。ところが昨日、近寄っても逃げようとしないキジを見た。 2019年06月21日撮影-1 20m程度離れた目の前にいるのだが全くこちらを見ようとしない。 これ以上近づくと逃げてしまいそうだったのでしばらくじっと見ていたら・・・ 2019年06月21日撮影-2 オスのすぐ前をメスがゆっくりと歩いている。オスほど派手な色でないので最初は存在に気が付かなかった。 2019年06月21日撮影-3 求愛行動の一部と判断し、しばらく見ていた。 ゆっくりと近づくが距離が縮まらない。 2019年06月21日撮影-4 そしてメスはどこに行ったか分からなくなってしまった。 残されたオスの寂しそうな姿を1枚撮影。 (私が見えないだけで、オスはメスを捉えていたのかもしれない。) 番(つがい)?でいるところを見ることはほとんどなかったが今が繁殖期なのだろう。 [後記] 以前より思っていたが、キジのメスは夏場の雷鳥(ライチョウ)によく似ている。遠くで見ると見間違うと思う。素人には生息地の違いでしか判断できない。 それと裏面にキジのデザインがされた1万円札(日本銀行券)を最近見なくなった。すこし前までは目にしていたような気がするが調べてみると昭和59年から発行された紙幣らしい。表面は今と同様で福沢諭吉の肖像画である。(ちなみに今の一万円券の裏は平等院鳳凰堂の「鳳凰」がデザインされている。)

富士山のこと

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自分が子供の頃、「 富士山 」という存在が別世界のものに思えた頃に音楽の時間に「ふじの山」という唱歌を歌った覚えがある。 ♪ あたまを雲の 上に出し ♪ 四方の山を 見おろして ♪ かみなりさまを 下に聞く ♪ 富士は日本一の山 というような歌詞だったと思う。 その 富士山 の現物を初めて見たのが昭和51年(1976年)2月のことだった。 東海道新幹線に乗るのが初めて(修学旅行で山陽新幹線は岡山~新大阪間に乗車した記憶がある)だった時に、そのひかり号の車窓から観た「富士山」は 「 なんて恰好の良い山だろうか! 」 という感動があった。 2019年06月14日撮影 2019年06月17日撮影 2012年02月04日撮影 上の写真は7年前に初めて火口の真上から見たときのものだ。2度とこんな写真は撮れないのではないかと思った。(ANAの機長に感謝!) [後記] ここ最近「富士山」というと さくらももこ さんの「 富士山 」という妙な?雑誌のことばかり思いつく。 平成12年(2000年)発行の雑誌 昨年に亡くなられてからもうすぐ1年が経とうとしているが、そのニュースが流れたときに本棚から抜き出して、いまだに机の上に出しっぱなしにしている本(雑誌)なのだ。 富士山-1 妙な世界観とカラフルなイラストやアングラな写真が楽しめる雑誌で、同時代的な感覚が何とも言えず引き付ける。 昭和の時代の同人誌や会報誌的な雑誌を平成の時代のその道のプロが編集したような雑誌だと思う。1970年代を若者で過ごした世代にしか理解できないようなペーソス感がある。

日峯川ルートで桂木山登頂

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こんな歩きづらいルートで登ったのは初めてだが頂上はいつもの景色が待っていた。 この季節の頂上にはクマ蜂(自分は「くまんばち」と言う)がたくさんいて、ヤマツツジ等の蜜を吸っている。クマ蜂はまん丸で大きいけど性格の優しいミツバチなのだ。 2019年06月09日撮影-1  秋吉台のカルストロードがとっても近くに見えた。 2019年06月09日撮影-2 三隅川の河口が霞んで見える。遠くには青海島の高山がうっすらと聳える。 2019年06月09日撮影-3  刈り取られたカヤのカットで花尾山が確認できる。 2019年06月09日撮影-4 2019年06月09日撮影-5 写真ではわからないが、すぐ近くで鶯(ウグイス)が鳴いている。 目の前の木立の中から鳴き声が聞こえる。 気分的には白糸の滝を目指して下山したいが、愛車が日峯で待っているのでしかたなく登って来た道を下りる。

日峯川(日の峰川)源流を求めて

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地元集落に敬意を表して「 日峯川 (ひのみがわ?)」と書くが、国土地理院の地形図は「日の峰川」と記されている。 日峯川をひたすら遡って桂木山中の源流を目指す。 国土地理院_地形図 2019年06月09日撮影-1  源流を求めて只管谷川を遡る。 2019年06月09日撮影-2 冷たくきれいな水が流れる沢でとっても気分が良い。 2019年06月09日撮影-3 しかし気分よく歩けたのはここまでだった。林道沿いではなく沢の上流を目指して狭い道?に入っていく。 2019年06月09日撮影-4 2019年06月09日撮影-5 途中、沢から這い出してきたサワガニを発見。でかい! 2019年06月09日撮影-6 2019年06月09日撮影-7 桂木山のカツラの木 !大木と言うより老木だ。多分今は管理されていないであろうと思う。休憩がてらしばらく眺めた。何歳なのだろうか? 2019年06月09日撮影-8 2019年06月09日撮影-9  標高500mを越すと水流が無くなり、沢の音が無くなってきた。 2019年06月09日撮影-10  やっと染み出ている微かな水流を見つけたが、そのさらに上部にかすかな滴り音がする。 2019年06月09日撮影-11 ポタッ!、ポタッ!と水滴が落ちている。 標高600mを越した辺りだ。 勝手な判断ではあるがここを日峯川の源流としよう。 整備された登山ルートではなく、ただの沢登りだったので結構つらい行程ではあったが、ここまで来て 桂木山の頂上 を目指さないのはもったいないような気になったので稜線まで上がって初めてのルートで登頂した。 次回に頂上の風景を残すことにする。