富士山のこと

自分が子供の頃、「富士山」という存在が別世界のものに思えた頃に音楽の時間に「ふじの山」という唱歌を歌った覚えがある。

♪ あたまを雲の 上に出し
♪ 四方の山を 見おろして
♪ かみなりさまを 下に聞く
♪ 富士は日本一の山

というような歌詞だったと思う。
その富士山の現物を初めて見たのが昭和51年(1976年)2月のことだった。
東海道新幹線に乗るのが初めて(修学旅行で山陽新幹線は岡山~新大阪間に乗車した記憶がある)だった時に、そのひかり号の車窓から観た「富士山」は

なんて恰好の良い山だろうか!
という感動があった。


2019年06月14日撮影

2019年06月17日撮影

2012年02月04日撮影
上の写真は7年前に初めて火口の真上から見たときのものだ。2度とこんな写真は撮れないのではないかと思った。(ANAの機長に感謝!)

[後記]
ここ最近「富士山」というとさくらももこさんの「富士山」という妙な?雑誌のことばかり思いつく。平成12年(2000年)発行の雑誌
昨年に亡くなられてからもうすぐ1年が経とうとしているが、そのニュースが流れたときに本棚から抜き出して、いまだに机の上に出しっぱなしにしている本(雑誌)なのだ。
富士山-1
妙な世界観とカラフルなイラストやアングラな写真が楽しめる雑誌で、同時代的な感覚が何とも言えず引き付ける。
昭和の時代の同人誌や会報誌的な雑誌を平成の時代のその道のプロが編集したような雑誌だと思う。1970年代を若者で過ごした世代にしか理解できないようなペーソス感がある。


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