「ママレモン」のこと

台所洗剤の「ママレモン」という私たちの世代にとってみれば代表格のブランド名で、昭和41年にライオン油脂(現ライオン)から発売された。

なぜいきなり「ママレモン」か?というと、・・・
ママレモンのテレビCMをされていた真屋順子さんが亡くなられたニュースを聴いた。(ご冥福をお祈りいたします。)

そこで思い出したのが「ママレモン」のテレビCMの映像なのだ。

ママレモンCM
当時の台所洗剤といえば「ママレモン」という代表格的なブランドで、手洗い石鹸代わりにも使っていた。「手肌を荒らさない!」というキャッチフレーズと共に一躍トップブランドにのし上がった感がある。

それに対抗してか花王石鹸(花王)から「チェリーナ」という同じく台所洗剤が発売され、黄色のママレモンに対抗してピンクのチェリーナがのし上がってきた。

チェリーナCM
♪「チェリーナ 君の可愛い手」
♪「チェリーナ 君の可愛い手」

というCMの曲が好き?でよく口ずさんでいた。

どちらも「手肌にやさしい」ことが売り文句だったような記憶だ。
下の「ルナマイルド」(花王)もその仲間だと思う。

ルナマイルドCM


ここまでは昭和40年代初期なのだがさらに遡って昭和30年代後半は台所洗剤で食器も野菜も果物も洗っていた。
とにかく清潔な生活をするために洗剤という商品が必要不可欠になってきた。ただし排水や汚水の管理がほとんど出来ていなかったためすべて自然界(海や川)へと流されていった。


ワンダフルK

ライポンF

わが町の当時は昭和41年に「健康の町宣言」をしていたわけで、ママレモンの発売と時期を同じくして健康で清潔な暮らし?をめざしていた頃だった。

ちなみに昭和34年に山口県下で初めての「し尿処理場」が三隅町に出来た。当時としては画期的な事業だったことだろう。稲田町政の初期のことである。

今の健やかな生活の礎を築いてきたこの頃の人々の業績や遺物をけっして疎かにしてはいけないし知っていてほしい。

あれ?ママレモンの話だっけ?



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