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9月, 2022の投稿を表示しています

久原山トレック便り~その7

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 他所から山歩きに来られる方が少しづつ増えているような「久原山」だが今、三隅川を渡る久原橋が補強工事中で昼間の通行ができない。 (駐車地から登山口への途中に架かる橋) 2022年9月23日撮影 2022年9月23日撮影 2022年9月23日撮影 地元、久原集落の方々は大変ご不便なことだと思います。ライフラインの橋が通行できないことが日常生活にどのような支障が出るかを想像するといかに大変なことか。特に高齢者の通院等はどうされているか心配する。 ところで下の写真は橋を渡って三隅川に沿って左に行くと集落の墓地へと向かう道だが、撮影したこの日は秋分の日で、ちょうどお墓参りの方をお見受けした。 2022年9月23日撮影 今は他所から来られたらお墓参りもできないわけだ。 久原山の南側は三隅川に沿って屹立した急斜面で、この道の管理も大変なことだったと想像する。 ということで今年の秋の 久原山トレック は「 向山ヤマモモルート 」または「 いこいの森ルート 」をお楽しみください。 [後記] 先日の台風14号の影響で木の枝葉等が散乱して登山道が少し荒れています。おおまかな整備はしてありますが転倒に注意して山歩きを楽しまれてください。

東関淵までやってきたコブハクチョウ

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 昨年の6月頃から沢江湾にやってきていたコブハクチョウの一派だと思うが、2羽のハクチョウが三隅川の東関淵にやってきた。 2022年9月23日撮影 2022年9月23日撮影 2022年9月23日撮影 2022年9月23日撮影 2022年9月23日撮影 とっても仲の良いペアに見えて終始寄り添ってお食事?をしていた。 素敵な風景に出会えた気分だ。 シャッターを切りながら思ったことが、川の水が臭くないことに気づき、先日の台風14号の豪雨で川藻の腐ったような臭いが洗われて水質が良くなったのではないか、と素人なりの考えが過った。 これで一月後にはサケの遡上が確認できれば言うことない。

久原山山頂のこと

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 朝晩がかなり涼しくなり山歩きが楽しめる季節になってきた。今年の秋は「久原山トレック」がにぎわうことを願って久原山山頂のことを書き留めておきたい。 上の写真は2017年3月頃の山頂の様子。地元民が愛する久原山山頂だ。 国土地理院の地形図によると上記写真の場所には何の表示もなく北に300m上がった地点に標高点(204m)が記されている。そこには確かに下の写真にあるように「 地籍図根三角点 」が埋設されている。 この地籍図根三角点は 地籍調査用に旧三隅町が設置したもの で国土地理院が管理するものではない。多分昭和48年頃の地籍調査にて埋め込まれたものだと推測する。下の写真は三角点「夫婦岩」西側の尾根上(標高180m)にある同一種の地籍図根三角点。 地元でいう久原山山頂と地形図上の標高点の位置にズレがある(標高はほぼ同じ)ために地理院地形図を利用したアプリを片手に登ってこられる登山者に迷いが生じるかもしれない。 (因みにすべての三角点=山頂ではありません) それはそれで楽しいのだが久原山トレックではあえて標高点の記された位置を尾根の分岐であるため「分岐点」と記した。 地元民が云う山頂にはご神体のない祠がある。これは昔、薬師堂があった跡地に設けられた祠で、祠の中のお薬師様は久原集落の大歳社に合祀されているらしい。大歳社は久原ルートの登山口にあります。

台風14号の前後

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 今年の台風14号は山陽側に猛威を振るったが、ここ山陰の三隅地区はダメージが軽かったように思う。 三隅川の小波橋付近の様子を撮影してみたが、通過前は強風はなく、雨量だけが増していった。そして通過後は吹き返しなのか暴風が吹き晒した。 これはひとえに天井山系の屏風上に連なった600m級の山々のご加護だと思える。権現山、天井山、大谷山、大滝そして花尾山へと連亘する稜線が暴風を和らげてくれたに違いない。 小波橋付近はまた土砂の堆積で川浚いが必要となるであろうが、今回の台風がもたらした雨量のおかげでゴミや藻の異様な臭いが軽減したように思う。少雨の夏が過ぎて悲惨な状態だった三隅川が少しきれいになったと思うことにする。2か月後にはサケが遡上してくれるであろうか、それが一番の心配事だ。

イソヒヨドリの訪問

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 ここ数年我が家にやってくるイソヒヨドリは青と赤の美しいツートンのオスだったが今回は灰色褐色のメスがやってきた。それもウズラのようにポッチャリしている。家周りの胴縁をカチャッ、カチャッと足音をたてて歩き回っている。 2022年9月17日撮影 2022年9月17日撮影 2022年9月17日撮影 イソヒヨドリはヒヨドリ科ではなくヒタキ科に属する鳥で、本来は磯地に生息していたものだが近年はビルの屋上や家の隙間などに営巣するようになってきたらしい。 ヒリリ、ヒリリっとかピリピリっときれいな鳴き声をするので居てくれるとけっこううれしい。 ヒタキは単漢字で「鶲」と書くのだがオオルリやジョウビタキなど、きれいな鳥(オスに限るかも?)が多い。 台風が去った後も来てくれるか心配だ。

野波瀬港線の水道管の埋設工事

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 長門市の深川地区や三隅地区等の奇数月検針エリアの水道料金が来年の1月請求分から値上がりする。 (偶数月検針地区は今年の12月請求分から) それでなくとも水道料金の嵩張っている我が家は恐怖に慄いている。 ところで今年度、県道野波瀬港線に水道管が埋設されている様子。 2022年8月15日撮影 2022年8月15日撮影 2022年8月15日撮影 2022年8月15日撮影 最近の水道管は耐震に優れていると聞く。やはりライフラインの設備は新しいに限る。 実際にこのような工事を目の当たりにすると安心するもので、災害に対する心配が減ってくる。ありがたや! [後記] 野波瀬地区の上水道の整備は記憶にあるものでは昭和41年(1966年)の三隅町によるもの(旧道)で、それ以来大改修がされていないとするとなんと56年が経過したことになる。 写真の県道285号野波瀬港線は昭和49年(1974年)に全舗装が完成していて今よりも少し狭い県道だったように記憶している。その時に水道設備も同時に埋設されたかどうかまではわからないが野波瀬地区の歴史が大きく変わった年になったことは間違いない。その後小波橋(通称野波瀬橋)も拡幅され現状の大型車両が難なく通行できるように変わってきた。漁協会館も同年完成し、その後「活きイカ参上!」の大型トラックもガンガン野波瀬漁協へとやってきた。明け方に釣りに出かけてこの県道を走る大型トラックによく遭遇したものだった。

十五夜お月様

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 テレビやラジオでしきりに「今夜(9/10)は中秋の名月です」とアナウンスされた。いやでも耳に入ってくるので分かってしまうがそういえば昔の庶民は「十五夜」はどのようにして知ったのであろうか、考えてしまった。 2022年9月10日 21:59 2022年9月10日 22:00 そして一夜が明けて・・・ 2022年9月11日 5:30 2022年9月11日 5:31 昨夜は三隅の上空は厚い雲に覆われていたので撮影しようとは思わなかったのだがカーテン越しの外の様子が明るいのに気づいてカメラを抱えて外に出てみた。 そして一夜が過ぎて明け方のお月様がまだ西の空に残っていた。これも撮ってみた。 比べてみると当り前だが月面の模様が全く違う。 三脚なしで撮影したので手振れが気になるところだ。まあいいか! [後記] お月見ならぬ月面観測だが、中学1年生だったかアポロ11号が月面着陸した様子をテレビで見ていて、その何日か後に父親が測量用のレベル水準器?を使って月を拡大で見せてくれたことを思い出した。 当時としては画期的な発想であったと思うがどんなお月様だったかよく覚えていない。三脚を広げた望遠鏡のつもりで見たことが印象的で今でもその行為が忘れられない。

下東方の風景

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 外は台風11号の暴風雨で窓に雨粒がたたきつける音に加えて時折家が揺れて軋む音に恐怖を覚える。昭和の時代はこの程度では済まなかったのではないか、と思うぐらい停電はしないし電線も垂れ下らない。懐中電灯やローソクを用意したにもかかわらず使用することはなかった。すべてとは言わないが日常を保つことが出来得る設備に換わってきていることは間違いないようだ。台風の直撃を免れただけの話かもしれないが携帯電話を含むライフラインを支える基盤 (インフラストラクチャ)の 品質が良くなってきている。 そんな中、初秋の風景を見たくなり思いついたのが下東方の風景。 2017年9月18日撮影 2017年9月18日撮影 畦道に彼岸花がぽつりと咲き出すころにはコスモスも咲き始める。 2017年9月30日撮影 今となってはこのコスモスはなくなってしまったが初秋の散策に花を添える大切な要素だった。高校生の頃に自転車通学をしていた頃にもあったのかどうか記憶にない。そんな余裕もない時代だった。 風景は変わってきたが懐かしい道に変わりはない。

小野垰の六地蔵さま(三隅の祠とお地蔵様~番外)

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 県道308号明木美東線の旧三隅町と萩市西木間の境界の峠を「小野垰」と言い(地理院地形図による)そこに鎮座されている六地蔵さまの様子。 場所で言うとぎりぎり「萩市西木間」になる。 (木間は「こま」と読みます) 「木間おたからマップ」より抜粋 木間の出入口にあるお地蔵様の一つで旧三隅町からの入り口にあたる2番の「西木間のお地蔵様」というわけだ。 今は屋根付きコンクリートブロックの地蔵堂となっているが昔はどんな風景だったのか気になってしまう。それにしても「峠のお地蔵様」というのは味わい深いものだ。「地蔵好き」にとってはたまらない一座である。