台風14号の前後

 今年の台風14号は山陽側に猛威を振るったが、ここ山陰の三隅地区はダメージが軽かったように思う。


三隅川の小波橋付近の様子を撮影してみたが、通過前は強風はなく、雨量だけが増していった。そして通過後は吹き返しなのか暴風が吹き晒した。

これはひとえに天井山系の屏風上に連なった600m級の山々のご加護だと思える。権現山、天井山、大谷山、大滝そして花尾山へと連亘する稜線が暴風を和らげてくれたに違いない。

小波橋付近はまた土砂の堆積で川浚いが必要となるであろうが、今回の台風がもたらした雨量のおかげでゴミや藻の異様な臭いが軽減したように思う。少雨の夏が過ぎて悲惨な状態だった三隅川が少しきれいになったと思うことにする。2か月後にはサケが遡上してくれるであろうか、それが一番の心配事だ。


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