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9月, 2019の投稿を表示しています

中畑バス停辺り

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今の季節、三隅上地区は彼岸花が満開である。 (中地区から下地区はすでに散っている) 田畑の畦道に沿って咲く彼岸花は鮮やかだ。 2019年09月28日撮影-1 2019年09月28日撮影-2 雨粒が落ちてきそうな天候だったため鮮やかさは欠けるがバス停が目立たないほど咲き並んでいる。 毎年同じ時期に咲くこの花は体内時計を持っているかのように正確に咲いてくる。 この日、山口市内で白い花をつけた彼岸花を見た。「白花曼殊沙華」と言うそうだ。 とっても不思議な花だ。

三隅川の鵜

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三隅川流域には季節と共に様々な野鳥が見られる。 下流域では最近(9月になって)特に目に付くのが「鵜(ウ)」である。 2019年09月25日撮影 カメラを向けた途端に逃げ去ろうとした。野生の動物たちは人間の不自然な動きに敏感である。 ところで鵜には「ウミウ」と「カワウ」がいるが海に居るのがウミウで川に居るのがカワウ、という単純な命名で同種のものだと聞いたことがあった。 環境省の資料? しかし微妙に違うようだ。自然界のものはこのイラストほどはっきりとしていないので見た目ではわからない。 どちらにせよ鵜が増えすぎてアユが減少しているのでは?と思ってしまうほど多数の個体を見る。 先日、刈り入れ直後の田んぼでたくさんの鳶(トビ)を見た。 2019年09月15日撮影 上の写真に〇を入れた 写真に収めたのは13頭(羽)だがその前はもっといた。 日常的な数だったら気にならないが少しの変化で「異常」に感じてしまう。 ところでいったい何を食べに集まっているのだろうか? 単純にこぼれ落ちた「籾」なのか、それとも昆虫か? 本来は肉食であろうトビが何を狙って集まっているのか不思議な光景だった。

下東方から見る三隅の山々

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明け方が肌寒い季節となり、日が昇るにつれて空気が澄んでくる秋らしい様子が伺える。 山に登ると頂上辺りは早々と紅葉の兆しが見られたが、下界からはまだもう少し時が要るようだ。 2019年09月25日撮影-1 2019年09月25日撮影-2 2019年09月25日撮影-3 2019年09月25日撮影-4 三隅川の下流域から観る三隅を囲む山々の風景は、稜線の美しさだけでなく空から山肌を過ごして広大な田畑や川面へと続く色彩が一段と冴えわたり、写真だけでは伝わらないことが口惜しいくらいだ。 この風景をこれまで何度見てきたことだろうか? 季節ごとに違う色彩の美須美平野の風景は何度見ても見飽きない。

一年前の広田

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ちょうど一年前の2018年(平成30年)の9月24日にトワイライトエクスプレス瑞風を広田にて背景を岳の山にして撮影したくなって出かけて行ったことかがる。 毎年のことながら時を同じくして(ほぼ同じ日に)彼岸花が咲いていてこれを撮影していて目的の写真をうまく撮れなかったことを思い出した。 2018年09月24日撮影-1 2018年09月24日撮影-2 2018年09月24日撮影-3 2018年09月24日撮影-4 本当に撮りたかったロケーションは瑞風の全車両(10両)が岳ノ山を背景にして走っている姿だったのだが、いつの間にか近寄りすぎてしまって失敗した。 この日は曇っていたようでまた来年撮ろうと思って引きあげたように思う。そしてそのことをすっかり忘れていた。 このことを思い出したきっかけが今年も今咲いている「彼岸花」なのだ。 [後記] 台風17号への警戒で延期された明倫小学校の運動会が本日(9/24火曜日)開催された。 農作物や建物、建造物への被害だけでなく学校行事にまで迷惑(被害)をかけて去って行った。 自然のこととはいえ、もう来ないでほしい。

西から見る権現山

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西側から見る権現山は山頂がわかりづらい。 2019年08月13日撮影 2019年08月31日撮影 山の輪郭が二重、三重に重なっていて、いったいどこが権現山の山頂なのか地形図と照らし合わせても分かりづらい。 先日、雨上がりの時分に撮影した写真を見ると、 雲のおかげ でレイヤーがあることがわかりやすくなった。 2019年09月21日撮影-1 上の写真の部分拡大  一番手前のピークが、晴れた日は同じ山のように見えてしまう。 本当に「人の目」は当にならない。(私の眼だけか?) 2019年09月21日撮影-2 下の写真は白潟から撮影したもの。 2019年08月16日撮影 ちなみに権現山の右に見える桂木山は尾根が連なっていません。近くではあるが別の山系です。

八幡様の秋祭り

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敬老の日に三隅八幡宮の秋季例大祭で「 兎渡谷の神楽舞 」が奉納された。 2019年09月16日撮影-1 2019年09月16日撮影-2 2019年09月16日撮影-3 「兎渡谷(とどろく)」の名前の由来ともなった権現山から尾根続きの天井山を見渡し、そしてを正面を見遣る。古の情景を思い描くことが出来たような気分になった。 2019年09月16日撮影-4 2019年09月16日撮影-5 境内や参道には少なからず子供たちが居てにぎわっている様子が伺えたのだが、よく見ると大人が少ないのだ。それもお年寄りがほとんど見えない。 (上の写真は午後の様子) 「敬老の日」であるから?なのか沢山居るはずの高齢者が全く見えない。 ひょっとして高齢者たちは家から出ないのか、それとも田畑で農作業に勤しんでいるのか?又は餅まきの時だけ姿を現すのか?はたして・・・。

辻並川上流の風景

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今は湯免ダムから流れ出ずる「辻並川」は三隅川の支流の一つだが、上流域にダムがあるとは思えないほど小さな?川だ。 2019年09月14日撮影-1 2019年09月14日撮影-2 2019年09月14日撮影-3 元々は大水峠(おおみずだお)の途中か、天井山系の小滝か、を源流として三隅川に流れていた川だがその中流域は本当に静かな里山風景が残っている。 大水峠を隔てて三隅側と秋芳側の両方に辻並川があるが源流はそれぞれ違う。秋芳側の辻並川は権現山を源流として厚東川に注ぐ。このことは別途詳しく書き残そうと思っている。

二条窪川を渡って

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三隅川の支流に「二条窪川」がある。 石原峠(いしはらだお)より雨乞山(岳ノ山)沿いに流れる二条窪川はその途中に何カ所かの堰があり、その中には小さな滝の形状を見れる場所もいくつかある。 2019年09月15日撮影-1 2019年09月15日撮影-2 このように「水力発電所跡」も残っている。 その二条窪川を豊原まで下ってくると山陰本線と交差して列車はとっても小さな鉄橋を渡る。 2019年09月15日撮影-3 鉄橋(二条窪川橋梁?)を渡るとすぐに長門三隅駅となる。 2019年09月15日撮影-4 この風景の中の「こ線橋」を消して、さらに3番線への分岐器を付けるとほぼ昭和の長門三隅駅の風景となる。 2019年09月15日撮影-5 二条窪川を渡るこのオレンジ色のディーゼル列車はローカル感があり、田舎の風景にとってもお似合いなのだが実はここは「山陰本線」。 「本線」と名が付くことにびっくりするが単線非電化区間である。 電車が走れないのだ。(風景の中にトロリー架線が無いのは災害対策面からしてもよいのだが・・・) 三隅で生まれ育った方々にはぜひこの場所の風景と音と匂いを感じていただきたい。そして・・・たまにはおいでませ、長門三隅へ!

豊原神社の庚申塚と五輪塔

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以前に「庚申塚」のことを少し書き残したが、豊原神社の境内の片隅にもあったことにこれまで全く気が付かなかった。 2019年09月15日撮影-1 2019年09月15日撮影-2 2019年09月15日撮影-3 2019年09月15日撮影-4 多くの地方には六十日、六十年毎にくる最初の 庚申の夜 に寝てしまうと三尸(さんし)の虫が身体から抜け出して天帝に日ごろの悪態を報告して命まで奪われてしまう、という説から庚申の日は夜を徹して寄合協議をし、朝まで寝ないでいるという 庚申講 の風習があった。 しかしながら豊原ではこの「 庚申講 」の風習は無かったようで、この二つの庚申塚は牛馬の安全と農耕の安全を願って建植したものではないか?との考え方があるようだ。 (牛が田を耕き起すときの「すき」を引っ張る縄と、牛を操る小さな縄を庚申塚にかけていたらしい。) 参考・・・豊原のあゆみ(歴史と伝承)より この大小2つの庚申塚と五輪塔は、元々、旧大歳社(現在の笠森様か?)に在ったものを移転したものである、と立て看板の説明に書かれている。

秋芳八代ぬくもりの里

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三隅町の南側に位置する秋芳町に、桂木山を本源流とする厚東川が流れる。その上流域の八代(やしろ)地区にあった八代小学校(平成18年3月31日閉校)舎を利用して「八代・ぬくもりの里(平成20年6月23日発足)」が交流センターとして地域住民により活用されている。 2019年09月13日撮影-1 2019年09月13日撮影-2 「そば花まつり」 当日 の風景。 2019年09月14日撮影-1 2019年09月14日撮影-2 2019年09月14日撮影-3 2019年09月14日撮影-4 廊下両側の板壁や窓枠がレトロ色できれいだ。 2019年09月14日撮影-5 2019年09月14日撮影-6 「校歌」はやはり地元色が豊かでなければならない。原風景は欠かせないのだ。 ちょうど訪れたときに始まった「餅まき」。 2019年09月14日撮影-7 中央のオレンジ色の法被の方(YABアナウンサー)が「ここ美祢は餅まき文化発祥の地!」とおっしゃっていた。 2019年09月14日撮影-8 2019年09月14日撮影-9  グラウンドの定番風景。 2019年09月14日撮影-10 2019年09月14日撮影-11 この八代地区は北を大水峠、西を天井山、東を桂木山、そして南を如意ヶ岳に挟まれた里山で、山歩きを趣味としている輩にはたまらないエリアだ。