今年もツバメが渡る

毎年のことながら9月1日から2日にかけてツバメが一斉に集結する。

空の様子が秋めいてきた2日の夕刻、これまで見なかったツバメたちが電線に一斉に集まりだした。
付近の空を見上げるとまだかなりの数がいるようだ。

2019年09月02日撮影
2日続けて見たが翌日には一羽も姿が確認できなかった。打ち合わせをして集団でフィリピンなどへ渡って行ったのであろう。


下の写真は卵を温めているときのものだが、この時の巣は今年になって3度目の巣で、2度目まではカラスに卵やヒナごと連れ去られて巣を破壊されている。
2019年06月19日撮影
某放送局の番組によると、鳥が卵を温めるのは「自分(親)のお腹が冷たくて気持ちいいから」と言っていたが、巣を破壊されても子供(ヒナ)を連れ去られてもめげずにもう一度一から育て上げる姿勢はあっぱれな習性だ。

来年も来てくれるのであろうが親のツガイが来るのか、それとも生まれた子供たちの中の一羽が連れと共に来るのかいまだに分からないがこの辺りに集結しているツバメたちは皆親族なのかもしれない。
考えてみれば不思議な鳥だ。

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