桂木山から秋吉台を眺める

 今年の秋吉台の山焼きは3月1日に途中中断(中止?)となったままだが、果してこのままで終わってしまうのであろうか。

続きを期待して9日に桂木山頂からカルスト台地の様子を覗った。


燃える様子もないし煙も見えない。霞んではいるがまあまあの眺め。


ところで桂木山の山頂には二つの妙見社が鎮座する。調べてみると一つは日ノ峰地区、もう一つは青影地区の祭神とのこと。
青影地区の妙見社

日ノ峰地区の妙見社
青影村殿河内から仰げば頂上の空に北極星が見えるため北辰妙見として崇められた。桂木山は別名「止星山(しじょうやま)」ともいわれるがこれは美祢郡の統一条里の四条線が頂上を通過し、基点の一つとなっていたから止星山は「四条山」から来たものと思われる。(平凡社「山口県の地名」より)

これとは別に「輯製二十万分一図」には桂木山は「四城ヶ嶽」と記してある。近辺の古跡を調べると確かに青影城、岩尾城、沢差城、堅田城と古城跡がある。山の名前は地域によってその呼び名が違っていることがよくあるが桂木山もその例外ではなさそうだ。

桂木山:美東町と秋芳町の北部境界上にある標高701.6mの旧美祢郡の最高峰。当山の峰が美祢郡の郡名になったという。(平凡社 「山口県の地名」より)


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