長門市駅の今
JR西日本が利用者が少ない地方路線の平均収支率(2022年~2024年度)を発表した。益田-長門市間は4.5%となっていて、単純に計算すると100円稼ぐのに2200円程度の経費が必要ということになる。
先日のこと、長門市駅にたらこ色が3線に並んでいたので軽い気持ちで撮影した。
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| 駅南歩道橋より | 
下の写真は今年の8月に撮影したもの。
この時にはすでに5,6,7番線は切断されている様子。いつも思うのが人がいない。とにかく人が少ない。
ここからは個人的な思い・・・単純な不要財産の切り捨てか、それとも減税対策なのか分からないがひっそりと寂れて行く感がぬぐい切れない。0番線(仙崎線発着)が廃止されてトリイ?が並んだときはもっとがっかりしたが、廃線に向けてまっしぐらのようで何か方向が間違っているとしか思えない。
収入を増やすには当然投資が必要で、それも長期的な観察期間を要すると思う。当然それには企業の資金体力が必至の条件となる。
思い切って便数を増やすこと、地域住民を駅に呼び寄せること、そして駅ごとに乗り方を指導していくサービスが必要と思われる。(信じられないかもしれないが列車やバスの乗り方が分からない方が結構います。)
机上では何とでも言えるが地域住民を駅に呼び寄せることが一番のネックで、まず駅をきれいにしないと人は来ない。そもそも無人駅を増やしたことが失敗で、試しにJRでも行政でもよいから1駅だけでも現在の無人駅に常時管理駅長と駅員を置いてその変化を観察してみてほしい。時代と逆行していることばかり思いつくが前期高齢者の独り言だ。



 
 
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