ジョウビタキを求めて

 少し大げさなタイトルだが毎冬に姿を現す大好きな野鳥「ジョウビタキ」を撮りたくてウロウロした。

和名で常鶲(じょう・ひたき)と書くようにヒタキ科の野鳥で「カチッ、カチッ」という音を交えて「ヒッ、ヒッ、ヒッ」と鳴く。そしてよく「おじぎ_(._.)_」をする。







オレンジ色の濃いほうがオスで薄いほうがメス。
雌雄ともにかわいい野鳥だ。

カメラを構えて横を向くとスズメが睨んでいた。
スズメのつがい?
オスのほうがこっちを向いてずーっとにらんでいた。可愛くないやつだ。

[後記]
「ヒタキ科」で名前に「ヒタキ」と付く野鳥にはノビタキ、ルリビタキ、キビタキなどがいる。その中でも冬にやってきて里の、それも人家の傍で見れるのはこのジョウビタキだけで他の野鳥に比べてあまり人を恐れないように思う。夜明けからモズとともに鳴きはじめるが窓越しに「おじぎ」が見えたりすると挨拶に来てくれたように感じることがある。

鶲は火焼きから来ていて地鳴きの「カチッ、カチッ」が火打石をこする音に似ているから「ひたき」と呼ばれたという説がある。初冬の寒い朝に外から聞こえる火打石をこする音はさぞかし縁起の良い音に聞こえたことでしょう。日本は古来より切り火は厄除けや邪気を払う行為としたことからジョウビタキは里山で好まれた野鳥ではないかと想像する。


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