ひっそりと羽化する

 毎年のことだが夏休みが始まる頃になるとクマゼミが一斉に地中から這い出してきて羽化する。泥まみれでよじ登っている姿をみると可愛くもある。


日が暮れると背が割れて脱皮が始まる。少し神秘的だ。



明け方には殻から離れた場所に居る。カメラを近づけると枝の裏側に隠れようとする。殻から飛び立つのではなく少し離れた場所から飛び立つようだ。
別の個体も殻から離れようとしていた。

下にはハグロトンボも。

出かけようとするとタイヤにも殻が。どこから這ってきたのか不明。

毎年思うが、何を合図に地中から出てくるのか、そして薄暗くなることを機に殻を割っているのかどうか、不思議だらけだ。

そして一番見たいのが卵から抜け出した個体がどうやって地中に潜っていくか、未だに見れていない。


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