年賀はがきのこと
近年、「年賀状廃止のお知らせ」というタイトルで「環境への取り組みの一環として年賀状による新年の挨拶を控える」といったお知らせを受けることがある。
意味がよくわからないのだが「環境への取り組み」って何なのだろうか?。年賀はがきの生産枚数を減らすこと?、印刷をしないこと?、とか考えるが、たぶんはがき生産の元になる森林資源伐採のことだろうと判断する。
ところで2022年用の年賀はがきより変化がみられるのだが、
このようにFSC認証マークが加わっている。一言でいうと「森を守る年賀はがき」ですよっていうことらしい。詳しくはここでは記載しないが日本郵政グループも原材料から生産過程、さらには流通経路まで遡って再考察しているようだ。
森を守るための手法の一つに間伐があるが、間伐材等を使用してはがきや切手を作ってますよ、というと分かりやすいのかもしれない。
山歩きをされない方には分かりづらいかもしれませんが、森林を健全な状態に保つためには間伐などの手入れが必要です。それにより伐採された森林資源を有効活用することによりこのはがきが生まれたと思えば納得だ。
日本の美しい山々を守るためにこの一連の流れをすべて国内でやっていただきたいのだが、林業だけでは追いつかないほど山が荒れてきているように思える。(私の行動範囲の山を見る限りのことだが・・・)
「やまぐち森林づくり県民税」の500円だけでは保安林の整備が追いついていかないのか、厚狭川(美祢線沿い)や厚東川の水源涵養林の整備を含めてもう少しだけ増やしても良いのではと思ったりする。ただ森林業者の育成が追いついていないのも現状だ。
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