上中小野集落には東西に神社がある。
今回は東側の荒神社、次回は西側の大歳社を残す。荒神社は写真のとおり鳥居と燈篭、そして祠が二宇。
祠内壁に描かれている(彫刻?)のが大山祇命なのか?、そして割れた像が荒神様なのか不明。
立派な燈篭が備わっている。
鳥居の左柱には「明和七庚寅年四月穀旦」と記されているが明和七年(1770年)の建立か?。石材?で250年以上経っていると思えないほど立派だ。「穀旦」とは現代でいう「吉日」のような意味だと思われる。
境内には枯れ桜の老木が立ち並んでいるので場所がわかりやすい。
上中小野村の「荒神社」は元々は「大将軍社」と言われていたのだが、社が取払われて祠だけが残されて今に至っている。祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)で相殿として荒神社があったことが伝えられている。其れゆえに二宇の祠が残されているのであろう。
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