長門市の一等三角点

 国土地理院の地形図に測量基点となる「三角点」が記してある。その三角点の中でも一等三角点(平均約45Km間隔の測点)が長門市に2ヵ所ある。

一つは長門市と美祢市境界の花尾山、もう一つは長門市と下関市境界の天井ヶ岳でそれぞれ山頂に位置する。両者間は直線で約16.8Km。



展望の開けた花尾山山頂の三角点の様子。標高669.07m(三角点名:花尾山)昭和48年1月の山頂標では標高670.2mと記銘されていた。


雑木の繁茂で展望はないが長門市最高峰の天井ヶ岳山頂。標高691.12m(三角点名:天上ヶ岳)←山名と三角点名が異なる

山名と三角点名が違った表記は少なからずあるが隣の萩市にもそれがうかがえる山がある。一等三角点で云うと標高464mの権現山(三角点名:唐人山)や標高746.28mのダツヤ山(三角点名:駄艶山)がそうだ。特に権現山の隣に唐人山が聳えるのに権現山の三角点名が唐人山と命名されている。訳アリ?がうかがえる。

注意:権現山という山は長門市、美祢市、萩市にそれぞれあってとっても紛らわしいのですが順に560.1m、543m、464mの標高の山です。


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