みどりの券売機プラス

 何年かぶりに長門市駅に降り、改札を出ると右手に見慣れない券売機が並んでいた。地方ローカル線沿線(無人駅)に住んでいるとこのような機械が珍しく、コンビニのATMでさえ怖気づく世代にとってみれば未知との遭遇だ。

「みどりの券売機プラス」というらしい。そういえば昔長門市駅には「みどりの窓口」や「旅行センター」があったが時刻表を片手に説明してくれる駅員さんが居たことをふっと思い出した。ここでマルス端末で新幹線の切符を買っていたことが懐かしいが、今はテレビ電話でオペレーターに話しかけて切符、いやチケットを買う時代になっていた。これは一度使ってみたくなった。そして長門市駅で買ったチケットで新幹線に乗ってみたくなった。

ワンマン列車の乗降の方法も覚束ない自分には未知との遭遇ばかりだ。


せめてPASMOが使えるようになっていればもっと利用しますよ、って言いたいが美祢線や山陰線の一部は昨年以来バス代行だし足が遠のいてしまう。

列車の窓から今の日本を眺めたいと思う。


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