ドクターWESTを見た

ローカルエリア、それも超赤字ローカル線エリアに暮らしていると普段見ない列車を見ると年甲斐もなくウキウキする。 郵便局に行ったついでに道路向かいの長門三隅駅に歩いて行こうとした時の事。 踏切の鳴る音を聴きいつもの列車(キハ40系?)と思いきや駅を通過する勢いの接近音を感じ、立ち止まって待つと姿を現したのは見たことのない列車だった。 (山陰本線長門三隅駅は現在瑞風や観光列車は走っていないので通過する列車はいません。) 見た瞬間は新しい観光列車かと思いきや車窓が異様に小さい。ひょっとして「検測車?」かと思い帰って調べてみたら見事的中! キヤ141系の気動車でJR西日本の所有する検測車であった。何年も前から在った様だが自分が見るのは初めて。ネットで調べると「ドクターWEST」という愛称で呼ばれているようで在来線版ドクターイエローだ。ちょっと嬉しくなった体験だ。何が?というと、当たり前なのだがこんな閑散赤字ローカル線でもちゃんと地上設備を検査してくれていることが嬉しく、安心感が湧く。 新幹線の検査用車両「ドクターイエロー」はニュースや新聞記事では老朽化のため JR東海は今月(2025年1月)で運行を終える。 (JR西日本は2027年をめどに運行を終えるらしい。) ところで昨年の11月3日だけ開業100周年で盛り上がった駅の風景はというと記念看板が建植された以外は外見は変わらない。 ただ「 駅舎の中 」はがらりと変わったので次回にでも揚げようと思っている。