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1月, 2025の投稿を表示しています

ドクターWESTを見た

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 ローカルエリア、それも超赤字ローカル線エリアに暮らしていると普段見ない列車を見ると年甲斐もなくウキウキする。 郵便局に行ったついでに道路向かいの長門三隅駅に歩いて行こうとした時の事。 踏切の鳴る音を聴きいつもの列車(キハ40系?)と思いきや駅を通過する勢いの接近音を感じ、立ち止まって待つと姿を現したのは見たことのない列車だった。 (山陰本線長門三隅駅は現在瑞風や観光列車は走っていないので通過する列車はいません。) 見た瞬間は新しい観光列車かと思いきや車窓が異様に小さい。ひょっとして「検測車?」かと思い帰って調べてみたら見事的中! キヤ141系の気動車でJR西日本の所有する検測車であった。何年も前から在った様だが自分が見るのは初めて。ネットで調べると「ドクターWEST」という愛称で呼ばれているようで在来線版ドクターイエローだ。ちょっと嬉しくなった体験だ。何が?というと、当たり前なのだがこんな閑散赤字ローカル線でもちゃんと地上設備を検査してくれていることが嬉しく、安心感が湧く。 新幹線の検査用車両「ドクターイエロー」はニュースや新聞記事では老朽化のため JR東海は今月(2025年1月)で運行を終える。 (JR西日本は2027年をめどに運行を終えるらしい。) ところで昨年の11月3日だけ開業100周年で盛り上がった駅の風景はというと記念看板が建植された以外は外見は変わらない。 ただ「 駅舎の中 」はがらりと変わったので次回にでも揚げようと思っている。

沢江のお地蔵様

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 以前に「三隅の祠とお地蔵様」にて書き込んだ記憶があるが、再度載せてみる。 大歳山と山陰本線を背景にした沢江のお地蔵様は宝暦八年(1758年)に制作されたものらしく260年以上前のものだがお世話が行き届いているせいか新しく見える。左側の小さいお地蔵様は昭和2年の制作でもうすぐ100歳になられる。 お地蔵様に近づくと後ろの清風墓所へ上がる階段が見えてくる。 沢江の地蔵祭りを清風翁が見れるようにしたものか、それともお地蔵様を清風翁に見守っていただくようにしたものか勝手な想像をしてしまう。ちなみにこのお地蔵様の前の道は旧、赤間関街道北道筋なのだが街道を行き交う人々が見たお地蔵様の風景はどのようなものであったろうか。

令和七年のお焚き上げ

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 毎年の「どんど焼き」が結構楽しみで、今年も注連飾りを袋に入れてそのまま焚き上げていただいた。 神主様がご用意(作成)されたお正月遊びの作品「福笑い」、「羽根つき」、「けん玉」、「コマ回し」。その他「凧あげ」や「竹うま」もあったようで、お宮の境内で遊べるという素敵な行事だ。 このような平和な年中行事がニュースや記事で流れることが何よりで、人命にかかわる大雪や山火事、強盗などのニュースは新年早々要らない。良い意味で平和呆けのままで過ごせる時があることが本当に幸せだと思う。

冬の野鳥

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 12月から1月初旬にかけて撮れた野鳥を残しておく。 ジョウビタキ♀ メジロ1 隠れているつもりなのかもしれないが動き回るのでばれてしまう。 メジロ2 ジョウビタキ♂ 窓ガラス越しの撮影のため霧がかかったようになってしまった。 ジョウビタキ♀ 蜜柑の輪切りをブロック塀に置いたらやってきたメジロ。 メジロ3 食事中のメジロと目が合った瞬間。 メジロ4 びっくりした様子もなく食事を再開。 メジロ5 キセキレイが毎日のようにやってきてくれるがなかなか撮影させてくれない。そういえばノスリの姿は今年は見ていない。夜になるとすぐ近くでフクロウが鳴く。 里山感満載の冬だ。

香月泰男画伯と中尾彬さんのこと

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 昨年といっても5日前のこと、香月泰男美術館にて「中尾彬コレクション受贈作品展」を鑑賞。 香月泰男美術館 ほとんどが石板画集(リトグラフ)で1971年の作品であった。 <巴里の屋根>に特化した作品で、中尾彬さん自身もパリに留学経験(自身も画家)があったがために好んで収集された作品とお見受けする。 パンフレットとチケット半券 2023年の10月にルネッサながとに来られた時(中尾彬プレミアムトークショー)には本当に香月泰男とその作品がお気に入りであったことが伝わってくるお話をされたことが印象的で、まさかその次の年の5月に亡くなられるとは思いもしなかった。 香月泰男画伯の生家と久原山 長門市に来られた時に香月泰男画伯の生家を訪れられたようで、それを嬉しそうに話された顔が忘れられない。 昨年10月に奥様の池波志保さんがわざわざ来られて寄贈されたことは本当にすごいことで、ご夫婦共に長門市三隅に来られたことを感謝し、そして画伯を誇りに思う。