沢江より床の海を眺める

 仙崎湾は場所によりその呼び方が変わる。今回は沢江から観た風景を載せる。

この地(沢江)は古くは「袖の湊」と云われ古来詩歌に詠まれたものが少なからずある。そして沢江湾は「床の海」、三隅川尻を泪川、とした和歌もある。

床の海に流れて落つる泪川 袖の湊にさわく名もうし・・・醍醐入道

青海島の山々を臨む

小島の先、和田の鼻

沢江の海岸

大阪住友セメントベルトコンベア
ここで水を差すような話をすると、昭和40年代後半から50年代にはこの辺りでは異臭がして自転車で通ることが本当につらい時期があった。当時は今のバイパスが無かったためどうしてもこの臭いを嗅いで3年間通学するしかないわけで、小浜峠の旧焼却場の悪臭と共にダブルパンチをくらっていた時代だった。

当時を思うと今は全く臭わないし風景もきれいになってきた。村田清風翁の観た風景を観てみたいものだ。


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