秋の終りの山歩き
晩秋と初冬の狭間の時節、秋が暮れていく頃の山歩きの風景のこと。 黄葉や紅葉が山道を覆い、過去の枯れ切った茶色葉と混じって絵画のような風景が突然と現れる。そんな風景の中を踏み音と共に進む至福の時間。 2021年11月28日撮影 朝日が木漏れ日となって落ち葉を映す。 2021年11月28日撮影 木霊が道案内をしてくれていたようだ。 2021年11月28日撮影 2021年11月28日撮影 見上げてみると紅葉が青空に映える。 ここまでは権現山の尾根ルートのカット。 そして最後は天井山の尾根ルートの一コマ。 2021年11月13日撮影 以上、いつものとおり壊れかけたハンディカメラの撮影だ。 [後記] 最近、低山登山の事故や道迷いが増えているような記事や知らせを聞く。私の場合は登山というよりも「山歩き」を好んでいる訳だが季節ごとにこんなに風景が変わってくるとルートに不安を抱くことが度々ある。沢で生き物を探し、見上げては野鳥を追うといつの間にかコースを外してしまうこともある。 近年、スマートフォンやスマートウォッチの機能の発達で簡単にコース確認が出来るようになってきた。有難いことではあるが使い方を間違えたり頼りすぎると事故の起因となる。やはり最初は経験者や熟知者と入山することが山歩きを楽しめる最適な入門コースだと思う。