三隅川の川浚い~久原橋付近

 久原橋の下の川浚いが進んでいる。ここ三隅川は重機の無い時代から難工事を続けてきたわけだが堆積した土砂の撤去だけでなく、そこに生えた雑木の伐採から始めるわけだ。

2021年11月17日撮影

2021年11月17日撮影
土砂の量はとてつもなく多い。
この地の下手となる豊原の船戸は天保五年のこと、度重なる水害による土砂の堆積で上荷船の通行が困難となって三隅の下村、中村そして真木の庄屋が連名で「川さらえ」の許可願いを出したとある。当時のことを考えると人手も総ざらいされていたのではないかと思う。

2021年11月17日撮影
今年のイチョウは一段と濃くきれいだ。

先人に感謝しつつ今の時代に生まれたことを有難く思う次第だ。


コメント

このブログの人気の投稿

住友セメントのベルトコンベア

山口ニュージーランド村の記憶

山口福祉専門学校の桜