モズとニュウナイスズメのツーショット

 10月になって以来毎日のようにモズの柱にモズが来る。それもオスとメスが交互にやってくる。

そのモズの柱の傍のコンクリート柱に時折ニュウナイスズメがやってくるようになった。なかなか同時に居る時のツーショットが見れなかったがやっとそのシーンを拝めた。(自分的にはとっても嬉しい)

2021年10月31日撮影

2021年10月31日撮影

2021年10月31日撮影
ニュウナイスズメは和名を「入内雀」と書く。明らかに当て字だが、普通のスズメ(雀)と大きく違うのはほっぺに黒斑が無いことだ。ここで言う「ニュウ」とは「黒子(ほくろ)」のことで、ほっぺ(ホオ)にほくろが無いからニュウナイと名付けられたらしい。
上の写真は去っていくまでこちらを向いてくれなかったので後ろ姿になってしまったが、頭頂部がきれいな栗色で、よく見るスズメよりはっきりとした模様に見える。そしてこのニュウナイスズメの面白い習性は樹々の洞(穴)に巣を構えるのだが、くちばしの形状からして自分で巣穴を彫れない。そこでキツツキ等が彫った(掘った?)樹木の穴を見つけて横取りすることがあるとの事。

”よく見るスズメ”と書いたが最近はスズメも個体数が減ってきているらしい。瓦屋根の隙間などに巣をつくる習性があるため、都会ではその瓦屋根を使った民家が少なくなってきたことにも原因があるらしい。しかしながら我が家の瓦屋根にも巣を作っていて、直下の車の天井はフンが時折落ちてくる。勝手ではあるがニュウナイスズメの方がかわいい。


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