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4月, 2022の投稿を表示しています

雨の中の二羽

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 今年も例外なく四月になってツバメが巣作りにやって来た。 「雨の中の二人」と書きたいところだが番(つがい)かどうかが不明なため「二羽」とした。 2022年04月21日撮影 土砂降りの雨の中、メッセンジャーに留まってしばらくじっとしていたが雌雄の判定がつかない。首のオレンジ色が濃いほうがオスと思っていたが二羽共に同じ濃さに見える。 2022年04月21日撮影 寒くないのか、雨水が染み込まないのか心配してしまうが余計な事なのかもしれない。 2022年04月17日撮影 晴れた日はこんなにくっきりした艶色をしている。 2022年04月08日撮影 電線の下ではスズメが樹木の隙間から出入りしている。「雀」は近年個体数が減っていると聞くがここ三隅においてはそれは感じない。野鳥のイメージがあまりない野鳥だ。

秋吉台の山野草~2022年春

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 山焼き(2/26)がされて一月以上が経った。そろそろ煤ものいて歩きやすくなった時期だ。 昨年の春は翁草(オキナグサ)を初めて見つけて初めて知った。そして今年も浮かれた気分で春の山野草を散策。 フデリンドウ ヒトリシヅカ1 ヒトリシヅカ2 ムサシアブミ? スミレ ホタルカズラ1? ホタルカズラ2? 「?」がどうしても必要で、山野草の名前に全く自信がない。 カルスト台地に可憐に咲く山野草は本当に可愛く思える。 トトロ? そしてこんな奴もいるのだ。枯れた杉の葉で構成されている。こいつも可愛い。以前はゴジラが居たのだが台風で飛んでしまったと聞いた。 最後に昨年(2021年)の春に撮った翁草を残す。 オキナグサ 今年も秋の山野草の写真を撮影に行かなくちゃ。

三隅の祠とお地蔵様~ゆうが峠のお地蔵様

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 杉山で採掘した鉱石は馬に積んで杉山地区梶が原の下から嘉万栢木の大滝の多々良(鉱石精錬所)に運んだとされている。その 梶が原の下と大滝を結ぶ峠 が「ゆうが峠(勇ヶ峠?)」と聞く。その峠に二体の地蔵尊が小堂の中に鎮座されている。 今回は大滝側から峠を目指した。杉山に下る道は枯れ竹(孟宗竹)が覆いかぶさって荒れ果てており、峠(尾根)から杉山地区を目指すのは困難と判断し三隅側に下りていくことは断念した。そのまま尾根を縦走し観音寺頭(519m)を経て桂木山(701.6m)へと向かった。 上の写真はゆうが峠の尾根の様子だが杉山へ下りる道は全く判断がつかないほど荒れきっていた。大滝側からは微かな踏み跡を頼りに辿り着けたので近年このお地蔵様をお世話されていたのは大滝側から上ってこられた方だと判断する。 (大滝地区に住んでおられた3戸が毎年8月24日にお参りして清掃をされている、との資料が残っている。) 地理院地形図 [後記] 杉山銀山跡 : 杉山の銀山は天正年間(1590年頃)に開発され約70年間ほど稼業していたと伝えられる。その後も幾度も鉱山再開をはかったようだが資金不足と採掘技術の未熟さが合わさって成功しなかったとある。 大滝の多々良(鉱石精錬所)跡 : 桂木山麓緑地自然公園のキャンプ場周辺に740年代頃に在ったと云われている。精錬した鉄や銅(杉山から運び込まれた鉱石)は奈良の大仏造営に使用するために長登り銅山に運んだと云われている。 ゆうが峠(勇ヶ峠?)という名称は未だ確認中で、帆柱山(350.6m)から下った尾根を跨ぐ峠のことだ。杉山側の孟宗竹林が無ければ大谷山(582.9m)がすぐ東側に見えていたはず。古人は馬を引いて何を想いこの峠を越えていたのであろうか。

秋芳白糸の滝

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 県道36号秋芳三隅線が開通してから後は秋芳町に行くことが多くなった。私の場合は通りすがりではなく栢木、中辺、半田そして嘉万を目指していくことが多いように思う。(「とおりすがりの街・美祢」のような自虐的なフレーズを見たこともあるので念のため。) 三隅湯免ダムから大水峠トンネルを抜けるとすぐに見えだす桂木山、その登山口の一つである秋芳白糸の滝のこと。 「白糸の滝」が強烈に目に飛び込んでくるので「桂木山」が印象に残らないかもしれません。 滝の上流側はとっても静かな流れ。 落ちていく寸前。 旧長門の国では一番大きな滝と云われている。 滝つぼには「まんじゅう岩」と呼ばれる大きな丸い岩があるそうです。 滝の傍のお不動様は火の神様らしいです。 白糸亭は今は使われていない様子。 河童さんはお母さん(奥様?)の方が大きい。両者ともに後ろ姿がとっても良いのである。

久原山トレック便り~その3

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 向山ヤマモモルートの登山口周辺の山野草が日々変化している。 2022年04月08日撮影 一週間前に撮影したフデリンドウ?は今は見当たらない。ハルリンドウではないように思う。 2022年04月08日撮影 2022年04月16日撮影 ミヤマキンポウゲだろうか。 2022年04月16日撮影 野生の山椒(サンショウ)が所々に見当たる。 2022年04月16日撮影 2022年04月16日撮影 マムシグサ?か。 2022年04月16日撮影 ワラビも伸びきっていた。 2022年04月16日撮影 山野草図鑑ではオオバタネツケバナ(大葉種漬花)に近い。 2022年04月16日撮影 2021年06月12日撮影 昨年駐車場から上った登山口の傍で見つけたトラノオ。今年も見つかるか楽しみだ。 不得意な山野草 。図鑑を見たりネットで調べたり結構大変で、その名前がわからないままのものや、仮にわかっても時間と共に思い出せなくなるものもある。難儀なものだが楽しくなってきたことも確かだ。 [後記] 偶に山野草を撮影される方が、周辺の枯草や枯枝などを取り除いてきれいにして撮影される様子を見かけることがある。そこに手を伸ばすとこれからの季節は危険なことが侭あるので私は自然のままで少し離れてズームで撮影するようにしている。だから図鑑で見るようなきれいな写真はあまりないのだがブログを見られる方のことを考えるともう少しきれいな写真にすればよかった、と反省することが度々ある。

玉江駅の風景

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 三隅に住んでいて萩の高校に通った経験のある方はとっても馴染み深い駅なのだが素敵な風貌が未だ残してある。 以下、2年前に撮影した写真だが現在も変わらない様子であろう。 2019年05月13日撮影 信用金庫のキャッシュコーナーが設置してあるが自分の記憶の中には現れない。 2019年05月13日撮影 駅舎正面は良い様相だ。 2019年05月13日撮影 改札、と言いたいが今はなんて言えばよいのか。右側に売店(キヨスク)のあった頃が懐かしく思える。 2019年05月13日撮影 三見方の風景。 2019年05月13日撮影 かつての長門三隅駅を想わせる切り抜き。 2019年05月13日撮影 2019年05月13日撮影 萩方の風景。 2019年05月13日撮影 2019年05月13日撮影 ホームという旅のステージに向かう階段。 鉄道の父、井上勝は萩市の出身であるが、皮肉にもその出身地の萩を含む山陰本線益田~長門市間は今JR西日本から見放されようとしている。 (ちょっと言いすぎか?) 自分たちの世代や地元民が見放していることが一番の要因だが何せ利用者が少ない。通学を除くとほぼ乗降客は皆無だ。 列車本数が異様に少ないせいもあるが、利用客が少ないから本数が減ったという理屈を乗り越えて、敢えて本数を増やしてみたらどうなるか、を見てみたい。さらに急行列車(観光列車ではない)を走らせてみるとどうなるか、公費(就労支援策等)にて無人駅で切符(例えば硬券)を販売して乗降できるように出来ないか・・・とか勝手な安直な想いばかりが頭の中をめぐる。

桜の湯免公園から

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 満開の時期を逃してしまったが、かろうじて残った桜の花と三隅の山々の風景。 2022年04月06日撮影 権現山の頂上は手前のピークで見えません。見えているのは標高503mの北側のピークです。 2022年04月06日撮影 同じく北側のピークと桜。 2022年04月06日撮影 中央に久原山が見えます。久原山から湯免は雑木の繁茂で見えません。 2022年04月06日撮影 天井山系の稜線が見えます。風況観測塔の建っている530mのピークに隠れて天井山(602.2m)の山頂は見えません。 2022年04月06日撮影 中央の奥は扇山です。三隅と北木間との境となる標高514mの山です。 2022年04月06日撮影 美術館の向うに岳ノ山(343.9m)、その左に鉄割山(490.1m)が聳えます。 2022年04月06日撮影 香月泰男美術館の今の展示テーマは「香月泰男の植物図鑑Ⅱ」です。 今も昔も変わらない「植物」がここにあります。