夕まずめの野鳥観察

 釣りをしていて「朝まずめ」や「夕まずめ」という言葉をよく使う。どちらも薄暗い時間の喰いが立つ時合いを指して使っていたが、野鳥観察に置いて鳥の活動が活発な時間を指して使ってみた。ただしまだ明るい夕刻の5時過ぎの田園地帯だ。

ハクセキレイ-1

ハクセキレイ-2
最初に出会ったのがハクセキレイだ。セグロセキレイと見分けがつかないが田植えが終わったばかりの水田で何を狙っているのか。


ヒバリ-1

ヒバリ-2
次に見つけたのがヒバリさんだ。「ピリピリ」と鳴いてはいるがどこにいるのかさっぱり分からなかった。やっと見つけたのがこの一羽。
空中でのホバリングはよく見るが田おこしした畑の中では中々見つからない。

オオヨシキリ-1

オオヨシキリ-2
次に出会ったのがヨシの群生地の真上の電線に留まったオオヨシキリ。上の二枚の写真は同一の個体で、下の頭部が毛羽立ったショットは「ギョギョギョギョ」と大声で鳴いているベストショットだ。ヨシ(葦)に留まって鳴いているときは分からなかったがこんな姿で鳴いているのは初めて知った。

最後に見たのはミサゴだったが見つけてすぐに青海島方面に帰って行った。

2022年5月24日撮影
豊原から平野にかけての水田地帯は野鳥の宝庫で、四季折々多種の野鳥がやって来る。

2022年5月24日撮影
岳ノ山も水田に映ると違った山に見えてくる。

2022年5月24日撮影
中央が久原山だ。これらの風景を見ても夕刻のものとは思えないほど明るいし美しい。唯一穏やかさだけが夕刻を感じられる。

悠長なことを書きこんだが農家の方々は雨が降るのを首を長くして待っておられるはず。まとまった雨はしばらく降っていない。山に登って雨乞をしてみようか。


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