10年前の野波瀬の風景

 2014年の師走の「野波瀬」の風景をピックアップ。

疫神社の土俵

「野波瀬」ブリ箱

「長門ブリ」ブランド

野波瀬メインストリート

漁港西側

市場前
ずっしりと沈んだ漁船がブリの量を物語る。

漁協会館辺り

商店

酒店
寂しいことにこれらの写真はすべて今は見られない風景となってしまった。たった10年前のことだが昔の事に感じられる。しかしこの写真を撮った時も寂しさがあったわけで、何が寂しいかというとどの写真にも狙ったわけではないのに人影が無いのだ。寒い時期が加担しているがどこのエリアも同様に子どもたちが外で遊ばないし高齢者も外に出ない。テレビやネットが住民の「おもり」をしてくれるからに他ならないと思われるが、コロナ禍(2019年より)といっても当てはまるような風景だ。

市場のブリ箱や酒屋のビール箱が曇天の暗さと相混じっていかにもな年末の風景を醸し出している。当時は漁船の数もまあまあ在ったように思うがあっという間の10年は過疎漁港にとってはあまりに重い。「野波瀬に生きる」人たちがどんどん減ってきた。


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