三隅川における風景の変貌の一番激しい箇所は、小波橋(さざなみばし)の下流域だと思われる。土砂の堆積量や水位の変化の激しさを考えるとこの場所の風景の変貌は著しい。
まずは現状(2016年10月18日)を記録する。
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2016年10月18日撮影-1 |
大雨や水害時の土砂に、流木や雑草木(薄や葦など)が生えてとても見苦しい。川底にはごみもさながら瓦礫やコンクリート壁等が沈んでいる。
過去にはこの辺りは、「とうかん淵」と呼ばれて、水深の深い少し神秘的な淵だったのに、浅くなってしまいひどい状態である。
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2016年10月18日撮影-2 |
此処(小波橋)より上流方の水位を落とすために調整壁?が倒されている状態。両側の魚道もあまり機能を成していない。
この辺りは、モクズガニ、テナガエビ、アユ、ウナギやナマズの宝庫だった。
ゲンゴロウブナもたくさん居た。(釣っていた。)
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2016年10月18日撮影-3 |
荒れ放題の状態は、カワウやサギ、カモ、バンなどの水鳥の繁殖には良いのかもしれないが、昔より圧倒的に全体数が増えているような感じがする。
里山の環境とはそういったものではないと思う。
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2016年10月18日撮影-4 |
とにかく見苦しい風景である。
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