梅雨入りの頃

 先日テレビで山口県が昨年に未曽有の被害を被った「トビイロウンカ」の飛来状況の調査が今年はいち早く始まった、というニュースを耳にした。確かに昨年の坪枯れ状態はここ長門市でもひどかったが、ある程度イネが育ってからやってくると思いきや梅雨前線に沿った気流に乗って飛来してくるらしい。

2021年05月18日撮影
まだ田植えも始まっていない所もあるが鏡のような水田は風物詩を感じる。青空であればまた違った画になると思うが梅雨空の風景もなかなか趣きがある。

岳ノ山麓の二条窪川から濁った水流が三隅川本流と合流してツートーンカラーの川面になっている。支流域で田植えや河川工事が始まるとこのような風景が見られる。
2021年05月18日撮影

2021年05月18日撮影

雨雲が濃い時は天井山(602m)や権現山(560m)は山頂が隠れてしまう。
2021年05月18日撮影
三隅川本流は穏やかに流れているが台風や大雨でこれ以上土砂が堆積しないことを毎年のように願ってはこのような撮影をしている。



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