新旧の宗頭大歳社

 平成27年(2015年)9月末に建屋が完成した宗頭の大歳社。そのすぐ横から参道の石段を上ると老朽劣化した旧大歳社がひっそりと佇んでいる。

2020年1月26日撮影
御祭神は例祭日の10月10~11日に遷されたと想像する。

2020年1月26日撮影

2020年1月26日撮影
天保十四年(1843年)に仙崎の茲眼寺から引社されたもので約180年前の改築と思われる。

2020年1月26日撮影
石段自体も老朽化が進み、細心の注意を払って昇降する。

2020年1月26日撮影
扁額は原型を留めている様だ。

2020年1月26日撮影
防獣フェンスの向こう側にされてしまっているので獣に受け渡してしまったようだ。仕方が無いことなのであろう。

2020年1月26日撮影
社殿横には旧三隅町では数少ない庚申塚が残されている。猿田彦大神も相殿されているとのことで古くから祀られている様だ。

2020年1月26日撮影

[後記]
先日(10/16)訪れた際の旧大歳社の様相は崩壊寸前を思わせるほど朽ち果てていて哀れな姿であった。近日解体されると耳にしたが時の流れには逆らえないことを実感する。


コメント

このブログの人気の投稿

住友セメントのベルトコンベア

山口ニュージーランド村の記憶

アトラス長門の記憶