三隅の祠とお地蔵様~豊原荒神様の遷座

 小波橋を渡ってすぐ右手の荒神山(久原山の連峰)にある荒神様が令和5年3月20日に遷座されることを聞きつけ、その様子を伺いに行った。

豊原下町の方々が古くから祭られてきた荒神様で、社は明治になって再建されたもの。社の中には三宝荒神が祭られる。

2023年3月20日撮影

2023年3月20日撮影

2023年3月20日撮影

2023年3月20日撮影

2023年3月20日撮影

2023年3月20日撮影

2023年3月20日撮影
息を切らせながら荒れた山道を登って行くと標高50m辺りで開けた場所に出る。下からは全く見れないが凡その場所は上の写真のとおりだ。

雑木がなければ確かに豊原下組が一望できる位置に鎮座されているが、今後のお世話や神事には不安が残る。結果、豊原神社に遷座されることとなり、今後はこれまで見守ってこられた集落の中心部から見守ることとなった。二条窪川河口(旧豊原橋のたもと)から燈明にて礼拝が出来るように燈篭もあるが今後は礼拝の方法が変わるのかもしれない。

下町荒神講の記録によるとおよそ300年近い歴史を持った荒神様であるようだ。(「豊原のあゆみ(歴史と伝承)」より)


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