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10月, 2019の投稿を表示しています

秋芳白糸の滝

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旧・長門国で一番大きな滝と云われている秋芳白糸の滝は、周辺を見渡しても未だに紅葉がない。今年は例年より暖かいのだろうか? 2019年10月27日撮影-1 2019年10月27日撮影-2 2019年10月27日撮影-3 雨が多かったせいか晴れた日でも水量が多い。 桂木山に含まれた水の量が計り知れないほど流れ出ている。 2019年10月27日撮影-4  河童様も一段と苔の量が増えている。 2019年10月27日撮影-5 大ケヤキも生き生きとして薄緑葉をそよがせている。 山から与えられたこの環境は、人にとって何とも言い難く影響のあるもので、太古の時から変わらない場所ほどその力を感じる(気がする?)。 現代というよりここ最近になって「ビオトープ」という生物の生息環境のような言葉がハイカラに使われだしたが、日本人的には「八百万(やおよろず)の神様たちの神域」と云ったほうがしっくりくる。 その神域にちょっとだけお邪魔をして当たり障りのないように去っていく、それだけでよい。

黄葉の前

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今朝から急に秋めいてきて、寒い朝となった。 農業者トレーニングセンター(三隅公民館)前のイチョウもそろそろ黄色く彩づく頃と思い、先日 黄葉 (敢えて紅葉と書かない) 前 の色を撮影した。 2019年10月26日撮影-1 2019年10月26日撮影-2 2019年10月26日撮影-3 ここのイチョウは一本しかないのだが、その見事な黄葉ぶりは毎年私を楽しませてくれる。 そして冬前には力尽きて地面いっぱいに黄色い葉を散らす。 自分にとっては風物詩のようなものだ。 もうすぐだ!

萩城の辺り

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萩城は、指月山の山麓と山頂の山城の部分とを合わせた平山城で、明治7年に天守閣などが解体されている。 2019年10月22日撮影-1  城壁の上に指月山が乗っているように見える。 指月山は国土地理院の地形図は145mと記されているが観光パンフでは143mとなっている。何かわけがありそうだ。 2019年10月22日撮影-2 2019年10月22日撮影-3 ここまではよくある風景だ。そして人手の加わった風景はとってもきれいだ。 2019年10月22日撮影-4 2019年10月22日撮影-5 2019年10月22日撮影-6 2019年10月22日撮影-7 2019年10月22日撮影-8 2019年10月22日撮影-9 「即位礼正殿の儀」の日の午後、萩はとっても穏やかに晴れていた。

豊原の辻

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古い地形図を見ると長門三隅駅ができる前の豊原は二条窪川に沿って家並みが揃っていたようだ。 昭和17年発行_陸地測量部 この地形図は鉄道が後から補入されたものなので、鉄道が無いものとして観たほうが面白い。 長門三隅駅より豊原の旧道へ向かうと長惣旅館前の辻にでる。 2019年10月22日撮影-1 2019年10月22日撮影-2 2019年10月22日撮影-3 2019年10月22日撮影-4 長惣旅館 (今は営業されていない) 辺りを中心に旧道沿いを撮影したが、今は静かな町並みで一抹の寂しさもある。古きはここを通って渋木村や深川村へと行ったのであろう。 ところで長門三隅駅の東側から豊原公会堂(現、豊原コミュニティセンター)方面を見ると久原山がきれいに見える。 2019年10月22日撮影-5 大正時代の末にはこの風景から住宅を除いたものが拝観できたことだろう。ただし当時の山にはこれほどの杉や檜は無かったはず。

三隅川、そろそろ・・・

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10月もあと一週間あまり。 そろそろ彼らがやってくる時節となった。彼らとはサケ(鮭)だ。 いつも観察できる辺りに行ってみたが暖かいせいか全く気配がない。 2019年10月22日撮影-1 2019年10月22日撮影-2 目に付いたのはカルガモ?たちとサギだけで魚の気配が一切なかった。 そして気になったのが、土砂の堆積が一段と堆くなっていて、さらに水深が浅くなっているように思えてならないことだ。 毎年、今の時期は「今年はやってくるだろうか?」と心配になる。 早い年は10月の中旬には背びれが確認できていたりしていたが、年ごとに遡上が遅れるようになってきている。 仙崎湾には入っていることを願うばかりだ。

日峯川のこと

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桂木山より南下して厚東川に流れ出る日峯(ひのみ)川は、秋芳町嘉万に在りながら 水源涵養林 としてその流域に沿った森林の一部を山陽小野田市水道局が管理されている。 水量豊かなこの日峯川は、川というより「渓流」と言ったほうが的を得ているような水域で、今で云うパワースポット的な要素を持ち合わせた場所が点在している。 2019年10月20日撮影-1 2019年10月20日撮影-2 2019年10月20日撮影-3 2019年10月20日撮影-4 2019年10月20日撮影-5 2019年10月20日撮影-6 この祠の前に榊が挿してあったが、朽ちた木橋は今にも落ちそうで渡れそうもない。どこからお参りに行くのだろうか? 【参考】 森林の土壌は、雨水を貯留し、河川へ流れ込む水の量を平準化して洪水を防止するなど、川の流量を安定させる機能を持っており、「緑のダム」とも呼ばれています。また、雨水が落葉などの堆積物や微生物が棲む森林の土壌を通過することにより、窒素やリンなどが土により吸着、ろ過され、またそれらは植物に吸収されていくなかで、水が浄化されていきます。このような機能により、清浄で豊かな水を生みだす河川上流域の森林の働きは水源の涵養機能と言われています。また、この水源涵養機能を持つ森林を 水源涵養林 と呼びます。 ・・・山陽小野田市水道局HPより抜粋

如意ヶ岳山頂から

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秋芳町嘉万に位置する「如意ヶ岳」は埋蔵金伝説のある山らしい。 その如意ヶ岳山頂と山頂近辺から臨める景色が結構素晴らしい。 2019年10月20日撮影-1 2019年10月20日撮影-2 2019年10月20日撮影-3 東鳳翩山と西鳳翩山は山口市にある名峰である。 直下に見える嘉万の中心地は、厚東川に沿って栄えてきたことがよくわかる。 2019年10月20日撮影-4 山頂手前の鉄塔付近から花尾山が見えた。 2019年10月20日撮影-5 ところで如意ヶ岳の埋蔵金伝説は・・・ 2019年10月20日撮影-6 八代地区に在った資料によると、1551年の8月の末、大内義隆は家臣である陶隆房らの謀反により、現在の山口市から追われる途中にこの地(如意ヶ岳)に隠れ、金銀を埋めたと云う説があり、「朝日射す 夕日差し込む岩の下」という言葉が今に伝えられているそうだ。 この地にはたくさんの大岩があり、その中でも朝日も夕日も当たる場所は?と云うと・・・ これ以上は書けない。

嘉万の日吉神社にて

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秋芳町嘉万の日吉神社の境内で3羽の「アサギマダラ」を見た。 2019年10月20日撮影-1 2019年10月20日撮影-2 上の写真の部分拡大 どこか遠くに渡って行く途中の休憩なのだろうか? 八百万(やおよろず)の神様の居る神聖な場所にヒラヒラと舞っている姿はちょっと神々しくもある。 2019年10月20日撮影-3 2019年10月20日撮影-4 2019年10月20日撮影-5 この日吉神社は如意ヶ岳の入り口を守っているような位置にあり、そしてひっそりと姿を隠しているようにもある素敵な神社だ。

通常切手のデザイン

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今月になって郵便料金が変わった。 投かんされていたビラ  定形郵便物の料金が2円、通常はがきが1円値上がりしたため、残っていた82円切手と62円のはがきを有効活用すべく買い足した切手を見てちょっと驚いた。 デザインが変わった1円切手  1円切手のデザインが変わっているではないか! 比べてみないと絶対に気が付かないと思うが、3年ほど前だったかに購入していた残りの1円切手と先月購入したものとを保管しようと思ったときに気が付いた。文字の位置だけでなく、フォント(字体)も変わっている。 2円切手 2円切手は変わっていないように見える。 1円切手の肖像画にされている人物は「前島 密(まえじま ひそか)」という「郵便制度の父」と呼ばれている立派な方で切手好きには当たり前のように知られている人物だ。 今回の様にいつの間にかデザインが変わっていることは切手に限らずよくあることだが、自分個人としては普通切手のデザインはせめて元号が変わらない限り変わってほしくないと思っている。 ひょっとして今回は改元に伴って変更されたのだろうか?

風景として観る松陰神社

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萩の三角州を囲む東側の松本川(阿武川)を渡って船津県道を進むと、ほぼ正面に松陰神社が現れる。 2019年10月16日撮影-1 2019年10月16日撮影-2 正面の風景。 修学旅行の生徒たちがバスから降りてきたところに鉢合わせたが、それほどの大人数でなかった。 人の姿が疎らで風景写真を撮影するには良いロケーションだった。 2019年10月16日撮影-3  背景は「田床山」。 2019年10月16日撮影-4 2019年10月16日撮影-5 2019年10月16日撮影-6 本殿裏手の木立から田床山がきれいに見えた。 2019年10月16日撮影-7 本殿の中の様子。  2019年10月16日撮影-8 2019年10月16日撮影-9 本殿廻りの様子  2019年10月16日撮影-10 2019年10月16日撮影-11 背景のきれいな山は唐人山?であろうか、撮影しながら位置関係に悩んでしまった。 裏手には庭師の方々の軽トラックが何台か駐車してあってしきりに作業をされていた。人の手が加わることの重要さがわかる風景だ。