豊原の辻

古い地形図を見ると長門三隅駅ができる前の豊原は二条窪川に沿って家並みが揃っていたようだ。
昭和17年発行_陸地測量部
この地形図は鉄道が後から補入されたものなので、鉄道が無いものとして観たほうが面白い。

長門三隅駅より豊原の旧道へ向かうと長惣旅館前の辻にでる。

2019年10月22日撮影-1

2019年10月22日撮影-2

2019年10月22日撮影-3

2019年10月22日撮影-4
長惣旅館(今は営業されていない)辺りを中心に旧道沿いを撮影したが、今は静かな町並みで一抹の寂しさもある。古きはここを通って渋木村や深川村へと行ったのであろう。

ところで長門三隅駅の東側から豊原公会堂(現、豊原コミュニティセンター)方面を見ると久原山がきれいに見える。
2019年10月22日撮影-5
大正時代の末にはこの風景から住宅を除いたものが拝観できたことだろう。ただし当時の山にはこれほどの杉や檜は無かったはず。

コメント

このブログの人気の投稿

住友セメントのベルトコンベア

山口ニュージーランド村の記憶

アトラス長門の記憶