三隅の祠とお地蔵様~上広田

 つい先日まで知らなかったのだが、広田に荒神様の祠があったことを地元の方から教えていただいた。ただし既に宮終い?をされたとのこと。これは形跡を訪ねて行かねば、と思い立ったわけだが何せ山中で正確な場所がわからずウロウロしていたところで集落の方に出会い、すぐに道順を教えていただいた。案の定山中だ。


祠だけは畳まれて残っていたが御神体はやはり見当たらず。

寛延三午(かんえんさんうま)=西暦1750年で徳川家重の時代。
下の文字は判読できなかった。分かる方にご享受いただきたい。

参道(山道)の途中、燈篭の跡か?
274年前に設けられた祠だ。それ以前にもここに別の荒神社があったのかもしれないが祠の扉にはコケやカビはないしもっと新しく感じたが地元の方々のご奉仕あってのことかもしれない。

祠終い(ほこらじまい?)された箇所は三隅にもっとあるのかもしれないが古人の形跡や気配はできる限り写真だけでも残していきたいと思っている。


コメント

このブログの人気の投稿

住友セメントのベルトコンベア

山口ニュージーランド村の記憶

アトラス長門の記憶