三隅の祠とお地蔵様~豊原荒神社
豊原下町の方々がお世話されている荒神社は小波橋たもとの向山の荒神山の山頂近くに鎮座されている。
2018年11月16日撮影 |
2018年11月16日撮影 |
2018年11月16日撮影 |
この場所は低いながらも険しい山で、毎日お参りが出来ないので下から灯明をあげて礼拝できるようにされたらしい。その灯籠が二条窪川の土手にある。
2019年01月19日撮影 |
2020年04月15日撮影 |
山頂の荒神社は明治の時代に再建されたものらしい。
荒神は不浄を嫌う。然るに火は清浄をも祓う。よって家で一番清浄な場所は「かまど(竈)」である。よって荒神はかまどに住まいする、という考えから江戸時代にはカマドの神として信仰され、カマドを粗末にすると荒神様があばれて火事を起こすといわれた。
豊原のあゆみ より
ということは荒神様が祀られたのは火事から豊原を守るためとも考えられるが、農作の神として祀られることのほうが多いように感じる。
そういえば昔、我が家のカマドの四隅には塩が盛ってあった記憶もある。かまどには不浄を嫌う神様が居たのかもしれない。
このような慣習は現代の台所にも引き継がれているようだ。
おん けんばやけんばや そわか・・・って何だろう?
コメント
コメントを投稿