秋芳白糸の滝~追想

 秋芳白糸の滝は旧・長門の国では一番大きな滝と云われている。その滝つぼには「まんじゅう岩」と呼ばれる巨岩がある。

昨年の秋に撮影した写真があったので追想にて載せることにした。

2019年10月27日撮影

2019年10月27日撮影

2019年10月27日撮影

2019年10月27日撮影

2019年10月27日撮影
滝の少し上流には小さな社がある。


2019年10月27日撮影
滝のすぐ傍には「お不動様」が見張っていらっしゃる。

2009年08月26日撮影

2009年08月26日撮影

[お不動様(火の神様)]
昭和19年頃に大水害があり、白糸の滝の中ほどの岩にはめてある不動様が流されました。集落の人が四方探し回ったが見つからず、その後火事と言えば栢木(かいのき)集落というぐらい火事が多くなったので、同じ場所へ不動様を彫ってもらい、お祀りするようになりました。
お不動様は、集落の家にお坊様が1ヶ月ぐらい泊まって彫られたようです。平成元年に公園を作ったときに四国から石を取り寄せて、今の不動様を彫られました。台座以外はすべて一枚岩で、秋穂の阿弥陀寺のお坊様によりお祓いをして魂を入れられました。毎月28日に不動様のお掃除をして次の人に引き継いでいます。

Mine 秋吉台 ジオパーク ―八代地区の魅力発見― より抜粋

夏休みになると白糸の滝には「そうめん流し」に来られるお客さんが結構いらっしゃっていたが、2年前?だったか「そうめん流しはありません!」とか「止めました!」というような看板が立てられていたのを見た。確かにお店の建屋だけが残されていて中身は無くなっていた。どのような経緯なのかは知らないが、今あったら季節限定であっても持続化給付金が受けられたのではないかと安易な想いが過った。

白糸の滝の奥には「緑地公園キャンプ場」もあるし、今だからこそこんな山奥のスポットに人気が集まるのではないかとも勝手な想いばかりが巡る。


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