三隅の祠とお地蔵様~一ノ瀬

 県道28号小郡三隅線から毛無谷へと向かう道を上がろうとするとすぐに一ノ瀬の六地蔵様がいらっしゃる。



この立派なお堂は三隅町広報によると昭和59年に地元一ノ瀬長男会の方々による改築がされたもので、36年以上経過したものである。

お地蔵様自体の由来はと言うと、宝暦十年(1760年)に出来た六地蔵様らしい。なんと260年もの間一ノ瀬にいらっしゃるわけだ。

[後記]
旧三隅町の小名を調べると「一ノ瀬」や[三ノ瀬(そうのせ)]は存在するが「二ノ瀬」は記述が無い。さらに上方には「四ツ瀬」という小名も残っている。「瀬」と名付けるからには三隅川が関係しているように思われる。
その土地の「いわれ」や「歴史」が元となって生まれた地名が「小名」であるがゆえに興味深い。

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