深川川で思う

 山陰本線長門市駅を出発して正明の街を抜けるとすぐに深川川を渡る。そして松林を抜けると只の浜から深川湾越しに青海島を見渡す、という定番の車窓風景を思い出しながら深川川沿いを歩いたのは7年前のこと。

2014年08月25日撮影
あの鉄橋の下でテナガエビを掬いつつ行き交う列車を眺めたことが湧き出るように思い出された。

2014年09月07日撮影
初めて特急まつかぜ号に一人で乗って舞い上がってしまったこともあったっけ。車内の検札にドキドキしてしばらくは風景どころではなかったわけだ。

下郷から上ノ原の辺りを歩くとどうしても山陰本線と絡まった記憶しか思い出されず、勝手な記憶が昭和の時代を見栄えよくしてしまう。ひょっとしたら今の方が風景はきれいなのではないか、とフッと思うこともある。

深川川:ふかわがわ

正明:しょうみょう


コメント

このブログの人気の投稿

住友セメントのベルトコンベア

山口ニュージーランド村の記憶

山口福祉専門学校の桜