八幡さまのお祭り

 2年前に歩いた桂木山の写真を探していて見つかったのは三隅八幡宮の秋季例大祭の「お祭り」の写真だった。そういえばその日は午前中に美東町山中峠から保ヶ原ルートで桂木山を散策し、午後から三隅八幡宮の兎渡谷神楽舞の奉納を撮影に行っていた。神楽舞の様子は以前に掲載した記憶があるので今回は露店の様子を顧みる。

2019年09月16日撮影

2019年09月16日撮影

2019年09月16日撮影
八幡様のお祭りにはやはり屋台で焼いているタイ焼き、大判焼きなどの香ばしい匂いが付き物で、この匂いを嗅ぎたくてやってきていることも外せない。色々な煙が立ち上り、発電機の音と混じって「いかにもお祭り」を醸し出している。昭和の時代には香具師の方々がインチキくさい食べ物やぬり薬のような品を売りさばいていたが今思うと懐かしくてしょうがない。思い出すに今一つ物足りないものは「玩具やお面の露店」と「金魚すくい」が無かったことだ。その時代に流行ったアニメなんかのヒーロー、ヒロインのお面がボードに飾られた風景は特に印象深い。しかし仮にあったとしても売れないのだろう、と思ってしまう。

今の時代、「おもちゃ屋さん」がないので余計に期待してしまう。これでもかと店を狭くするほど並べられたり吊り下げられたおもちゃでいっぱいのお店は今は見れない。自分の場合は駄菓子屋よりもおもちゃ屋がお気に入りだ。


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