辻並橋から

 天井山系の大水峠より流れる三隅川の支流に辻並川がある。支流といえども2級河川で上流域には湯免ダムを備えている。

その辻並川を渡る小さな橋の一つに「辻並橋」がある。

2019年09月14日撮影
橋名として「つしなみばし」と書かれている。辻並を「つしなみ」と読むのか「つじなみ」と読むのかはっきりとは分からない。比較的高齢者に「つしなみ」と読む方が多いように思うがいつかは地元集落の方に聞いてみることにしよう。

2019年09月14日撮影

2019年09月14日撮影
天井山系の稜線が正面に見える。辻並川はこの辺りをみると水路か小川に思える様相だ。この先に湯免ダムやみすみ湖が控えているとは思えないような素敵な山村風景だ。


[後記]
辻並川上流端の住所地が山口県の管理上「三隅中足河内」となっている。「足河内山」は正楽寺と二条窪の間の旧長門市と三隅町の境を成していた山だが、大水峠付近にも「足河内」という地があったのであろうか?
「三隅町の歴史と民俗」の中には次のような記述がある。
  • 足河内山 三九九メートル、字正楽寺、辻並の奥を経て天上ヶ岳に連なる。
とある。もし「天上ヶ岳」が「天井山」のことなら地形的に理解に苦しむこととなるがもう少し調査が必要かもしれない。


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