錆びれた線路

少し前にも触れたが、長門市駅の線路が気になってしょうがない。

2018年05月11日撮影-1
2018年05月11日撮影-1-2
 写真を見てわかるように過去に仙崎線に向かっていたルートが一つ?使用されておらず、レールが錆びているのだ。



下の写真はその先の様子だ。
2018年05月11日撮影-2

2018年05月11日撮影-3

「錆びれた」と「寂びれた」のどちらの表現が妥当かわからなくなってきたが列車が通らないと風景が寂れていくことは確かだ。

但し、レールが光っていて線路全体はきれいなさび色をしている場合は寂しさを感じない。

レールが錆びて線路内に雑草が生えると寂びれてくる。

【後記】
線路(軌道)は目に見える部分だけでも「道床」や「バラスト」、レール、マクラギなどから構成されており、たぶん鉄道用地を含めて固定資産等になっているのであろう。目に見えないルート数(進路数)はどういった扱いになるのか知らないが持ち主である鉄道会社は極力スリムな資産である方が良いわけで不要な資産(又は設備)は切り捨てられていく。

物心ついた頃からあったものが無くなっていくのは単に寂しくもあるが、風景の美しさやその土地独自の環境はスリム化してほしくないと考える。先日廃線になった三江線も鉄道が敷かれていたから美しく感じる箇所がかなりあったと思う。
スリム化を急ぎすぎて生活感が無くなると風景がガラリと変わってしまう。


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