半世紀の重み

 三隅川の最下流に架かる琴橋は竣工して今年で51年が経った。

主桁の朱色が川面に映えて実に美しい橋だったという印象を受けていたが、さすがに半世紀も経つと色褪せてくる。

2021年04月15日撮影

2021年04月15日撮影

2021年04月15日撮影
橋の南側は過去には屏風状と表現された三隅の峻峰が聳える。


2021年04月15日撮影

2021年04月15日撮影

2021年04月15日撮影

2021年04月15日撮影
橋名板の取り付けられたコンクリートブロックをピックアップすると、箇所ヶ所に傷みや亀裂がうかがえる。路面のアスファルトを盛りつけた補修やモルタルの修繕箇所、段差を見つけると素人ながら不安を感じてしまう。

橋が通行できなくなる、という非日常的な不便さは山口県の最近の出来事で実証済みだ。ただ此処に関しては小波橋という迂廻路が在るので孤立は避けられる。

[余談]
橋には入口と出口があるという情報をネットで見つけた。橋の名前が漢字で書かれた側が入口で、ひらがなで書かれた側が出口だそうだ。しかしそのように表現された規定は無いように思うが此処琴橋にはひらがな表記が無い。橋名板が落ちたのか消え去ったのかわからないが元々は「ことはし」と記銘されていたに違いない。誰が名付けたか素敵な名前だ。

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