散策路にて

 雲雀の鳴き声が聞こえはするが見上げてもその姿を確認できない。視力の低下を嘆く一方で聴覚と臭覚にはとっても敏感になっている。

穏かではあるが時折肌寒く感じる日に三隅川下流域をいつものように散策する。

2021年04月23日撮影
沢江の西山を眺めては時雨山観音を想い、稜線に沿って目を滑らすと鉄割山が見えてくる。

2021年04月23日撮影
三隅川源流の桂木山頂を微かに眺めて山中峠を思い出す。


2021年04月23日撮影
水を引く準備が出来た田の畦道を行くと蛙がすでに鳴いている。

毎年のことだが季節ごとの風景に変化が無いことを確認できるとホッとする。特にこの時期は敏感になる。


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