熊野権現社・祭礼の日

 中村地区の熊野大権現宮は旧藩時代は九月十八、九日が祭礼の日であったらしいが現在は十月三日に執り行われている。

その祭礼の日に二体の狛犬(石狗)が公開されると聞き、早速駆け付けた。

2021年10月03日撮影

2021年10月03日撮影

2021年10月03日撮影

2021年10月03日撮影
雄?の石狗

2021年10月03日撮影
雌?の石狗
雌雄の獅子が手毬をもって子獅子をあやしているかのように見える石狗で土中から出てきたとは思えないほどきれいだ。

2021年10月03日撮影
「中村 熊野権現社の由来」

2021年10月03日撮影
ご神体は出土した羽釜(古釜)の中に入っていた神像と神鏡らしい。石狗と羽釜は弘法堂を建立するために地開きした場所から出土したとのこと。

2021年10月03日撮影
以下「三隅町の歴史と民俗」より抜粋・・・
中村部落の奥にある権現原と言うところの小祠「権現社」を引地し、これを再建、出土した金神像をご神体として奉祀することとなった。
この権現原というのは足河内奥の大山「みたけ」(御嶽)の山の連なるところに、平坦な大地(はなのを)があり、ここにむかしから一小祠があって権現社といい伝えられ、そのためにここを「権現原」ともいわれるようになったものと考えられる。
・・・

2021年10月03日撮影

2021年10月03日撮影
中村自治会の方々に丁寧な説明を受けて、さらに写真撮影までお手伝いいただいた。感謝!


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