さわやかハットの「おいわけりんご」さん

 りんご追分ならぬ「おいわけりんご」さんのいる風景。

2021年12月11日撮影

2021年12月11日撮影
さわやかハット(またの名を「ガーデンハットさわやかさん」)を被ったおいわけりんごさんは茶髪で笑顔なれど寒そうで寂しそう。吹きさらしの無人販売は今の季節は営業的には厳しいと思うがこのアイデアはちょっと楽しい。「おいわけ市場」のおいわけとは「追分」集落のことで宗頭の萩方面と美東町方面に分かれる分岐点の内側に位置する。
旅人や荷物を背負った馬を馬子が左右に追い分けたことから説と「合い分かれ」が訛った説とあるようだが最初の説が正解のような気がする。
美空ひばりの「りんご追分」の歌詞を見ると「合い分かれ」のような気分になる。津軽の悲しい歌を知ってのことか?

萩方面には「七曲」あり「榎谷洞道」ありの鎖板峠への厳しい街道で、美東に向けても山中峠が待ち受ける。昔は厳しい追分の地だったと思う。

楽しゅうなれ、楽しゅうなれ、とりんごさんに言おう。


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