三隅の祠とお地蔵様~三隅八幡宮古跡

 三隅八幡宮の古跡とされる碑と祠が北生島にある。


「三隅の歴史と民俗」に掲載されている写真とは位置が違っているようにも思うがこの近辺にあったことは間違いないようだ。水路建設時にずらされたのかもしれない。

貞治年代(1362年~1367年)に失火により社殿を全焼し資料ごと消失したと記載された資料があるが残念でならない。しかし部落の中でこのような古跡が大切に受け継がれていることが素晴らしい。

[後記]
元号の「貞治」とは室町時代、それも南北朝時代のことで、手元の「新・もういちど読む山川日本史(改訂版)」の年表には記載がないので歴史的に荒だった出来事もなかった時代かもしれないが、三隅中村の歴史にとっては一大事だ。将軍足利尊氏の時代であろう。


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