一昔前の土手の風景

 一昔前といっても12年前の2009年の春の頃。

2009年03月24日撮影
旧国道191号(現県道287号)に沿って、と書きたいがよく見ると左側の家並みは皆斜めに立ち並んでいる。元々の土手の街並みはもっと三隅川に寄った旧道に沿って旅館や商店があった訳だ。旧国道が後からできたことを物語っている。
いりえ時計店から山口銀行、田村建材、田中呉服店、そしてゆきの食堂と並んだ風景は今は結構様変わりしている。

変わってしまった風景といえば三隅中学校舎の西側もそうだ。当時はこんなに素敵な風景だ。
2009年03月24日撮影

2009年03月24日撮影
今はバラスの駐車場がアスファルトになって倉庫が建ったため、こんなに突き抜けた感じは無くなってしまった。校舎の背景は権現山から天井山の稜線が受け持っている。

そしてそこから西側を眺めると農業者トレーニングセンターの駐車場が拡がる。ここは以前は中央保育所のグラウンドであった場所で、真砂土で埋まっていた。その中央保育所の建物は三隅町公民館として建設された素敵な建造物であった。
2009年03月24日撮影
今はアスファルトの駐車場となっているので違った場所に見える。

町の風景は日々変化していると言ってよいほどこの田舎町でも変わっている。記憶に一番残る風景は人それぞれ違うがせめて季節ごとに残していければと思いながらシャッターを切っている。


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