ディスカバー・ジャパン

 先日所用で久しぶりに萩駅舎を訪れた。相変わらず綺麗で素敵な駅舎だ。その駅舎自体は「萩市自然と歴史の展示館」となってはいるが通称「萩駅舎」でまかり通っている登録有形文化財だ。

2021年07月17日撮影
鉄道の父「井上勝」の銅像を青空をバックに撮りたかったが叶わず。長州ファイブの一人だ。

2021年07月17日撮影
鉄と木で出来た長椅子が駅舎に実によく似合う。昭和の時代には本当にここに色褪せた同じ椅子が改札横にあったことを思い出す。そしてここには「DISCOVER JAPAN」のポスターが色褪せずに展示されている。

2021年07月17日撮影
サイケデリックなお化粧をされたお嬢さんと剣道少年の不釣り合いな場面。

2021年07月17日撮影
いかにも!な観光城下町の一角の風景。

2021年07月17日撮影
「レインボー山陰」ってキャンペーンがあったっけ?記憶にないのだが。

[後記]
DISCOVER JAPAN(ディスカバー・ジャパン)は昭和45年(1970年)の大阪万博の終わった後にタイミングよく国鉄が打ち出したキャンペーンで、特定地域ではなく全国に向けた個人旅行を促すキャンペーンだ。テレビCMも記憶に残っていて永六輔さんの「遠くへ行きたい」という番組もこの頃にスタートしている。自分もちょうど一人で汽車に乗って隣り街に行きだした頃で鉄道の恩恵を受けだした頃のことだ。長門三隅にも結構な本数の列車が通っていた時代でSLに混じって特急列車や急行列車も走っていた。新幹線ひかり号なんか乗ったことも見たこともない「夢の超特急」の時代だ。


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