野波瀬漁港市場から青海島を臨む

 本当に人の姿が疎らになってきた野波瀬漁港だが、北側の正面に見える青海島の風景は昔と変わらず絶景だ。

2020年10月27日撮影

2020年10月27日撮影
市場の正面から見える青海島の東半分。稜線が東西に連なってきれいに見えるが、実はとっても複雑で特異な地形だ。


2020年10月27日撮影
野波瀬の西の堤防を介して山島山が聳える。

2020年10月27日撮影
青海島の通漁港は東端の西山に被されて全く見えない。田の浦の漁港が僅かに確認できる程度だ。

真正面の幸島も観る方角によって形が変わってくる。なかなか想像がきかないが、真上からの幸島の形はイルカが跳ねているような地形なのだ。

漁港や波止場は昭和の時代とすっかり変わってしまったが、遠くに見える島々は当り前だが昔のままである。「当り前のこと」が崩れてきている現代はこんなことでさえ大切に思える。


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