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11月, 2016の投稿を表示しています

周田川山(すだごうやま)のこと

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大竹、中村、広田や土手の部落の先祖が葬られている聖地として、大切にされてきた場所です。 山と書いてあるが、標高は10m程度の高台といったイメージである。 2006年10月12日撮影-1 2006年10月12日撮影-2 教育委員会の説明看板には、縄文弥生式土器、土師器、須恵器等が発掘されている様子。 2つ以上の時代にまたがった「複合遺跡」と書いてある。 土器があったということは、この上(高台)で古人が生活をしていたということで、想像するだけで楽しくなる。 看板の向こうに、「萩・三隅道路」の工事の発生土?(法面用の土かも?)が積み上げられている。古代と現代の小さな山が向き合っている。 2006年10月12日撮影-3 昇る途中のお地蔵様(道祖神?)はきれいにされている。

杉山銀山と分校の跡

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杉山川上流の狭い地域に、銀の採掘坑跡が残っているらしく、地図上に面白い名前が残っている。 2009年03月17日撮影-1  こんな道を入っていくと・・・ 2009年03月17日撮影-2  途中、砂防堤があったり・・・ 2009年03月17日撮影-3  緩やかな流れがあったり・・・ 2009年03月17日撮影-4  もっと奥まで行くと・・・ 2009年03月17日撮影-5  きれいな川の瀬もあり・・・ 2009年03月17日撮影-6 やっと 一つ目の看板が見えてくる。 2009年03月17日撮影-7  上の説明看板を読みながら、下の地形図を見ると少し想像が広がる。 参考-位置図 金子家が勘場跡、勝屋谷に住んでいる勝屋さん、女郎屋敷跡があったり、お万淵があったり、昔の人の気配や生活が少し垣間見れる。 2009年03月17日撮影-8  宗頭小学校杉山分教場(明治42年廃止ということは今から106年も前) 100年以上も前に杉山に住んでいた人たちが、どのような生活をして、ここで暮らしていたか色々と想像すると楽しい。 2009年03月17日撮影-9 昔の痕跡を残し、当時の人々や自然の気配を感じられるということは、とても楽しく、ありがたいことなのだと思う。

晩秋の三隅川河口

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琴橋の下流域での毎年の晩秋の風物詩が始まりました。 小島の青海苔の着床場の準備。 2016年10月24日撮影-1 琴橋から細いロープが張られているが、橋が重要な役目を担っているのかもしれない。 2016年10月24日撮影-2 2016年11月13日撮影 竹が新しくなって準備完了? 殿村のゴルフ練習場のネットが無くなり、去年までと少し風景が変わった。

地蔵埼から立岩へ

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野波瀬の西の浜に「 立岩 」という岩がある。 子どもの頃に竹竿を抱えて釣りに行っていた場所である。ベラ(地元ではゴウニュウと言う)とメジナ(地元ではクロヤと言う)がよく釣れていた場所である。野波瀬の波止場で釣りをすると、アイゴ(地元ではバリと言う)の子ばかり釣れて、ヒレの毒針に刺されると痛いため、わざわざ歩いて立岩まで来ていた。 今は漁業権の規制があり、釣りはできないようです。 立岩の位置 2014年08月25日撮影 立岩は、近くで撮影するとモアイ像のようにも見える。 2015年09月27日撮影-1  夕方の引き潮時の西の浜。 2015年09月27日撮影-2 岩場で偶々見つけたハモ?なのかアナゴなのか分からない魚。ハモだったら噛まれるので触らなかった。 引き潮で打ち上げられたのか、何かに追われてきたのか、写真を撮った後にすぐに沖へ帰っていった。浅瀬で見ることは無い魚なのでびっくり!

「Rショップ」から「まんどや」へ

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上中小野(かみ・なかおの)に昔から「湯免もなか」を作って売られている方がいらっしゃっいます。 「 Rショップしのはら 」で売られていたのですが、今年になって「 まんどや 」と名前を変えて、新たに軽食屋さんをオープンされていました。 2015年10月11日撮影-1 2015年10月11日撮影-2 上の2枚の写真は、昨年の10月のふるさとまつりの日に撮影したものです。 2016年03月31日撮影 上の写真は、今年の3月に、カレーとうどんの幟旗を見つけて「えっ?」と思ってチャリンコを停めて撮影したものです。 「まんど」=「万度」と解釈するといい名前だと思う。(まんど祓いのことかも?) 口に出して言いたい名前。

記憶に残る風景その8~豊原・平野の旧国道筋

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豊原、平野地区の撤去されたものや解体された建物などを記録。 町のメインストリートの見慣れた風景が、時代とともに少しづつ変わってきている。それぞれの場所に思い出があり、まだ記憶の名残が残っているうちに撮影したものをアップ。今現在と、かなり変わったものもあれば、少しだけ変わったものもある。 2007年05月21日撮影 薄くなった「皆様の店 丸正」と描かれている看板が 今と違っている。同じロゴマーク?を東京の四谷のビルで発見した時にびっくりしたことがある。 2012年11月11日撮影  小学生の頃、散髪に行っていた。 壁に吊るしてあった帯状のゴムのような長いやすり?でカミソリを磨ぐシャー・シャーという音やバリカンの音がいちばん懐かしい。 2012年10月10日撮影  色褪せた風景も残しておきたい。 2012年07月13日撮影 最近?辞められた薮木酒店は象徴的な印象が強い。この写真の撮影時は無いが高いところにあった「雲海」の緑色の看板が脳に焼き付いている。 2006年04月09日撮影  「くまの」さんの入り口に「やきとり」ののぼりがあるころ。 さらに向こうに岡薬局が見える。 2008年10月13日撮影-1  「山口宝株式会社」だったころ。 「もみじ饅頭」の大きな看板があったころの記憶が焼き付いている。 2008年10月13日撮影-2  うどんの自動販売機があったころ、夜食を食べに来たことがあった。 後ろに、以前紹介した「ラーメンストア」、「季咲楽(前は小僧寿し)」、「ちょいと(前は安曇野)」がかすかに写っている。 2007年09月05日撮影 隣に「植木鉢センター」?があった記憶があるが左右どっちに位置していたか 思い出せない。 三隅バイパスができるまでは色々と賑やかで、記憶に残る風景や建物が結構あった。その時代のものとして残しておきたいと思っている。

舟戸の辺り~前大津代官所跡

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豊原のたでわら(蓼原?)に、「前大津代官所」があったらしく、その痕跡を追ってみた。 2009年02月15日撮影  まずは代官所跡の三隅川の土手側に「舟戸」という年貢や荷物を積みだす港?が在ったらしく、その痕跡地の立て看板から。 2010年03月21日撮影 2011年01月07日撮影 上の2枚は場所を特定するための過去に撮った写真。 雪の日のお地蔵さまは、寒そうだがきれいである。 2012年11月11日撮影-1 2012年11月11日撮影-2 2012年11月11日撮影-3 上の3枚は県道添いの代官所跡の立て杭。 井戸のようなものが、何なのかよくわからない。 2016年10月10日撮影-1  川土手に大きな通路のようなトンネルが空いているが、これはいつできたものなのか?謎がいっぱいある。 2016年10月10日撮影-2 川の対岸から見た「舟戸」の様子。 どこが石橋なのかさっぱり見えない。 2016年10月10日撮影-3 「舟戸」の対岸にはとうかん淵のポンプ小屋が見える。 2016年10月10日撮影-4 舟戸の土手からのなだらかな下り道を歩くと、下のような狭い道になっていく。 2016年10月10日撮影-5  突き当った場所が「前大津代官所」となる。 2016年10月10日撮影-6 2016年10月10日撮影-7 2016年10月10日撮影-8 分からないことが多く、調べてみて新たに昔の人の気配を感じられたら再度記録していくことにする。

袖の湊

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先日、三隅民謡「扇山から」の勝手な解釈で紹介した「 袖の湊 」のことが気になって、沢江のどこら辺かをイメージするため、歩いてみたことがある。 「扇山から」の三番を参照して、この写真を見ると少し見方が変わるかもしれない。 2016年05月18日撮影-1  晴れた日の沢江の風景はきれいである。 2016年05月18日撮影-2 漁船がいないのでカモメがほとんど見られない。 今の県道287号・長門三隅線(旧国道191)は、昔はすべて浜だったと思われる。このあたりに伝馬船がたくさん引き揚げられていて、いり子を干していたと思うと、楽しくなる。昔の人の生活の気配を想像すると近代化された風景も味わい深い。 この道を3年間自転車をこいで高校に通っていたと思うと懐かしくもある。車を運転して通ることしかなくなった時代に、わざわざ歩いてみるのも一興です。 1996年の夏頃 上の沢江踏切付近の画像は、偶然見つけた約20年前のものだが、レンガ造りのような煙突?が見える。記憶にはあるが何のための煙突かわからない。 塩干を作るときの釜のついた煙突か?船底についた牡蠣殻を燃やすものなのか、よくわからない。

釜揚げがうまい頃

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毎年のこの時期におすそ分けで釜揚げシラスをよくいただく。 絶妙のゆで加減と塩加減のシラスはとっても美味い。 過去に野波瀬港で、シラスを水揚げしている様子を撮影したことを思い出し、探して見つけた2枚をアップ。 2008年10月16日撮影-1 2008年10月16日撮影-2 釜揚げも美味いが、天日干しのちりめん(ちりめんじゃこ)も美味い。 干したちりめんの中に時々入っているイワシ以外の魚介類が面白い。 とっても長い「リュウグウノツカイ」のミニチュアような魚(太刀魚かダツの子?)や、カワハギの子ども、イカやタコの子ども、エビやカニの幼生などいろいろなものが混ざっている。