投稿

7月, 2020の投稿を表示しています

新宮山一周ウォーキング~その3

イメージ
一昨日の続きから。 今回は駐車地のゴール地点(ふれあいパーク三隅)まで。  県道268号豊田三隅線に出ると歩道がないので車に注意が必要です。  駐車帯のような場所から二条窪川を見下ろすと渓流のような風景が拝めます。  二条窪川の「火力発電所跡」を右に過ごして進みます。 このコース3番目のお地蔵様に出会えます。赤いおべべの四地蔵です。 何かの伝承(曰く?)がありそうなお地蔵様です。 竹林を吹く風が涼しげに感じます。 コース最後のお地蔵様?です。 「お地蔵さま」と書いたけど祠の中のものはご神体?のような? ひょっとしてこれが「 岳の観音 」であろうか。  二条窪川の笠森橋を渡ります。  笠森様(左)手前に「三隅・堂の内墓地」入り口があります。 「堂の内」という地名(字名)がいかにもお城があったことを連想させます。近くの「土井の内」など、中村地区の「おどえ」に通じるものがありそうです。 国道191号線の歩道を歩きます。この辺りで北側の久原山を眺めると良いでしょう。  三隅保育園(すくすくランドみすみ)が見えてきたら右に入っていきます。直進してセブンイレブンの東側から駐車地に入っても良いかもしれません。   ふれあいパーク三隅が見えてきました。 気分次第でどちらからゴールを目指しても大丈夫です。 右へ行くと偶に野生のサルに出くわします。気をつけないといけません。 (トレッキングポール(杖)を持っていると襲われないかもしれません。) スタート地点へ戻ってきました。 約3.5kmのコースです。 歩き足りない方はふれあいパーク三隅を一周(600m)してゴールしましょう。 汗拭きタオル・水筒・帽子は持っていきましょう。 準備できるならば「トレッキング・ポール」があると便利です。 [岳(だけ)の観音] 三隅七観音の一つである「 豊原岳の観音 」は元々は岳ノ山の山頂に在ったらしくいつしか二条窪道に下ろされたと記述がある。 豊原岳の観音? 小さいながらも「お堂」に入っていらっしゃるのでこれが「岳の観音」かもしれない。 ここで以前書き残した「三隅七観音」の説明を今一度残す。 三隅七観音 文政元年( 1818

新宮山一周ウォーキング~その2

イメージ
昨日に続いてのウォーキング風景の続き。  ここから新宮山の裾に沿って歩く。  裾に沿うように右へ進みます。  少しづつ坂道を進みます。 やっと峠に着きました。標高は78mあります。  峠にさしかかる前に後ろを振り返ると久原山が見える場所があります。  峠のお地蔵さまは少し離れたところから見守っています。古道はこちら側にあったのかもしれません。  下っていくといよいよ二条窪にさしかかります。  害獣防護柵?が現代風景として観られます。  雨乞岳(岳ノ山連山)に向って進みます。  二条窪の開けた田園風景が真正面に広がります。桜楓山荘の在る方面です。  もうすぐ県道268号豊田三隅線です。 二条窪川を渡ると県道に出ます。ここから二条窪川に沿って歩きます。 次回に続く・・・。 [峠のお地蔵様] 先ほど出てきた標高78m辺りのお地蔵さまは苔で覆われた台に鎮座されているが彫銘を見てびっくりした。 「安永七年 三月」と彫られている。 安永七年=1778年 十代将軍徳川家治の時代だ。なんと242年前のことだ。それにしては少し新しく感じたが、後年に台座だけを作り直されたのかもしれない。長い年月合掌されている。

新宮山一周ウォーキング~その1

イメージ
昨日書き込んだ「新宮山(豊原の山城跡)」の裾道を一周するウォーキングをしてみた。ちょっと良さげなコースなので書き残すことにした。 まずはコースの概要図から。 コース概要(Google Earthより)  一周、約50分~1時間程度のコースです。  ふれあいパーク三隅の駐車場からスタートします。  管理棟の横を抜けていきます。  対向方向にグラウンド周りのウォーキングされている方に注意して進みます。  ここからパークのコースを外れます。 柵を右に折れます。  最初のお地蔵様にご挨拶をして過ごします。  溜池の横を少し下っていきます。 正面の小高い山が「新宮山」です。 ここから山裾に沿って歩いていきます。 次回に続く・・・。 [注意] 山裾なのでサル、シカ、イノシシ等の獣に遭遇する可能性があります。単独行は避けたほうが良いと思われます。

新宮山のこと

イメージ
平成12年(2000年)に完成した総合運動公園「ふれあいパーク三隅」のすぐ西側に 豊原の山城跡 とされる「 新宮山 」が位置する。 2020年07月24日撮影-1 2020年07月24日撮影-2  記録によると鎌倉時代の土や木で出来た山塞的な山城であって皆がイメージする城とは大きく隔たるようだ。 昭和の時代の地形図より 昭和時代の記録には「三隅平野及び仙崎を含めて日本海を一眺できる標高80mの山」と書かれている資料があるが現在は雑木が鬱蒼と茂って岳ノ山同様にビューポイントは無くなっている。 (標高80mと書かれているのはたぶん比高80mの誤記入であろう。)

湯免からみる三隅平野

イメージ
本来は「海の日」というのは7月の第3月曜日だったと何かに書いてあったが、今年は東京オリンピックの開催予定に合わせてスポーツの日と共に変更された。おかげで平日となってしまった7月20日に所用で湯免に行った。  まずは権現山に向かって田園風景を観る。  辻並から大水峠を眺める。 そして扇山方面を眺める。  最後に中小野方面を眺める。 三隅エリアの上地区と中地区の境辺りの田園風景は、ここ湯免の香月泰男美術館の高台から眺める風景が一番良いと思っている。 三方を山々に囲まれた大扇状地体である。 私にとってもここが「地球」なのだ。

琴影橋の袂から

イメージ
その昔、赤間関街道北道筋を萩からやってくると 初めて三隅川を渡る 橋が「 琴影橋 」だ。 昭和の時代、三隅八幡宮に行くには必ずこの橋を渡っていた。 まずは5年前の写真から。 2015年09月22日撮影-1  正面に岳ノ山が聳える。 2015年09月22日撮影-2  すでに使用はされていなかったが三隅町役場の建屋が残っていた。 そして今年の風景。 琴影橋の袂を土手に逸れると三隅川越しに三隅を囲む山々の稜線が臨める。 2020年07月16日撮影-1 2020年07月16日撮影-2 川向うで重機が動いていた。家の取り壊しか? 少しずつだが風景が変わっていく。 家並みは変わっても地形だけは変わってほしくない。