朝靄の中で~秋芳

「朝霧」と言うと冬や秋っぽく感じるが、今の季節は「朝靄(あさもや)」と言ったほうがしっくりくる。本当の使い分けはどうなのか知らない。

秋芳の八代盆地は四方の山々に蓄えられた水分と、厚東川の水蒸気が混ざって強烈な靄が発生する日がある。(強烈な視界不良の場合は「濃霧」というので「霧」なのかもしれない。)

2020年06月29日撮影-1
栢木(かえのき)集落辺り 


2020年06月29日撮影-2
半田集落辺り


いつも不思議に思っているのが、実はこの日の同時刻の三隅側は薄日が差して晴れていた。大水峠トンネルを抜けるとこの写真のような状態なのだ。

天井山や権現山の稜線に阻まれて水蒸気が嘉万に留まってしまうのであろう。

四季折々美しい風景に出会える。

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