山歩きをしていてよく目にする「三角点」と「水準点」のこと。
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地理院地形図より |
国土交通省国土地理院の説明によると・・・
- 三角点 山の頂上付近や見晴らしのよいところに設置され、経度、緯度が正確に求められています。地図の作成はもちろんのこと道路の建設、都市の開発などの公共事業を行う際にはなくてはならないものです。三角点には、一、二、三、四等の種類があり、全国に約100,000点設置されています。
- 水準点 全国の主な国道又は主要地方道に沿った約2kmごとに設置してあります。この水準点を使用することにより、土地の高さを精密に(mm単位)求めることができます。また、地殻変動、地盤沈下対策等に必要な土地の上下変動は、水準点の測量を繰り返すことにより求められます。水準点には、基準、一、二、三等の種類があり、全国に約22,000点設置されています。
ということだが、地図、それも地形図を見たことのない方はほぼ知らないと思う。
両者を合わせて「
基準点」という。
実際の
三角点は下の写真のような形状が多く、多くは山の頂上付近に設置されている。
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2020年02月02日撮影-1 |
水準点は下の様に立て看板付きのものが多い。
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2020年02月23日撮影-1 |
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2020年02月23日撮影-2 |
こちらは三隅八幡宮の境内のもの。
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2006年10月09日撮影 |
国土を管理する上で絶対的に必要なものである。
たまに地籍調査用の三角点も目にするがこちらは市町が植えたもの。
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2020年02月02日撮影-2 |
「地籍図根三角点」は地形図には表示されていない。
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